【 キラリと光るストロングポイント、後世に残したい不運な実力車たち|超実力派宣言】
流行とは恐ろしいものだ。いつの時代、どのジャンルにも流行があり、それに振り回されて数奇な運命をたどることがしばしばある。「商品」という観点でいえば、流行に乗ってヒットするかどうかは紙一重。デザインや性能など、ディテールをつぶさに見ていけば、その差は明確になるかもしれない。しかし、「みんなが持ってるから」というあいまいな理由や口コミ、感覚がその「差」を大きなものにしてしまう。まぁ、「それが流行というものだ」と言ってしまえばそれまでなのだが……。
その一方、流行を先取りしすぎたり、独自性を打ち出しすぎたりするケースもある。たとえば、任天堂のファミコンとNECのPCエンジンシリーズの関係だ。特徴などの詳細は割愛するが、ファミコンは多くの人の記憶に鮮明に残っているだろう。反面、PCエンジンは「あ〜、あったよね」とうっすら記憶に残る程度。しかし現在、その希少性と確かな性能から、PCエンジンはかなりの高値で取り引きされているとか。
と、ここまでクルマと関係のない話をしてきてしまったが、これはクルマの世界でも同じ。とくに1980年代から1990年代は、ユーザーの好みが多様化したことで、今では「えっ!」と驚くようなデザインや性能を持ったクルマが数多く誕生。大ヒットモデルの陰に隠れてしまったけれど、実力が高いクルマはまだまだ存在するのだ。上で紹介しているのはひと握りで、トヨタ・サイノスやセラ、日産・NXクーペ、ホンダ・CR‐Xデルソル、三菱・エテルナサヴァ、ダイハツ・シャレードデトマソやアプローズなども面白い。そんなクルマを大事に乗っているオーナーの皆さん、ぜひ編集部にご一報を!
>> 【画像10枚】後世に残したい実力車10台を紹介
text : HIDEAKI KATAOKA/片岡英明
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