飯田章のMS51クラウンHT再生Proj.【6-1】クラウンハードトップと久々の対面!「こんなに作業が進んでいると思わなかった」丁寧な仕上げに感動|1970年式 トヨタ クラウン HT(MS51)

飯田章さんのMS51クラウンHT。ボディのレストア作業が進行中! 

       
いよいよボディ修復の中盤戦に差しかかった飯田章さんのMS51クラウンハードトップ。うっすらと浮き上がっていたサビはしっかりと除去され、ついに下地のプライマーが入れられた。仕上がりに期待も高まる!

【飯田章のMS51クラウン再生プロジェクト 6-1 1970年式 トヨタ クラウン HT】

MS51クラウンハードトップを手に入れた飯田章さんが、国内屈指のトップチューナーとして名高い「トップシークレット」の協力を仰ぎながら、レストアに挑む本プロジェクト。前回はメッキ加工などを手がける静岡県浜松市の「BBFヤマテ」を訪問。バンパーやグリル、テールレンズの外枠などを持ち込み、それらの再メッキを依頼した。

その加工が上がってくるのを待つ一方で、ボディワークを担当する「トップシークレットⅡ」では、ボディの修復作業が進められていた。かくしてクラウンハードトップとひさびさの対面となった飯田さん。プライマーが吹きつけられたクラウンハードトップを見て

「こんなに作業が進んでいると思わなかった。想像以上に丁寧に仕上げてもらっている」と笑顔がこぼれる。

【画像19枚】想像以上の丁寧な仕上がりに思わず笑顔がこぼれる飯田さん。久々の再開に感動だ。現代のクルマと違い、約50年前のクルマで使われている鉄板はサビやすい。そこで、トップシークレットⅡでは、下地処理のプライマーにサビ止めの効果が高い関西ペイントのエスコを使用している。こちらはエポキシ樹脂系のサビ止め塗料で、鉄橋などの建造物に使われている塗料だそうだ



>>キレイに仕上げた車内やエンジンルームに塗料が入り込まないようにマスキングして作業。ボディの脱脂をした後に、プライマーが吹きつけられた。念には念を入れて、3〜4回重ね塗りをしているそうだ。


>>当初は「ある程度、形になれば……」と思っていたという飯田さん。まだレストアの途中段階ながら、妥協を許さないその仕上がりに感心することしきり。ここから部分的に板金補修を行い、オールペイントすれば完成となる。




【2】へ続く


初出:ノスタルジックヒーロー2019年4月号 Vol.192
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

飯田章のMS51クラウン再生プロジェクト 6-1 1970年式 トヨタ クラウン HT(全3記事)

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text DAISUKE ISHIKAWA/石川大輔 Photo: TAKASHI AKAMATSU/赤松 孝 Cooperation; Top Secret/トップシークレット

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