飯田章のMS51クラウンHT再生Proj.【5-1】これだけあります! 国内屈指の技術を誇るメッキ会社で、パーツ再生を行う|1970年式 トヨタ クラウン HT(MS51)

千葉の「トップシークレットⅡ」にて取り外されたパーツを前に、裸になったクラウンを背にする飯田さん。パーツはこの後、BBFヤマテさんへ送るため、分解する

       
機関、ボディと、レストアのための手を打ってきたMS51だが、今回は車体から離れ、外装パーツのリクローム作業を進めることにする。飯田章さんが思いを託したのは、静岡の「BBFヤマテ」。自動車メーカーの仕事を長年行ってきたプロたちが、傷んだバンパーやライトベゼルの復活に挑む!

【飯田章のMS51クラウン再生プロジェクト 5-1 1970年式 トヨタ クラウン HT】

われらのレーシングヒーロー飯田 章さんが手にしたMS51クラウンハードトップの再生までの道のりを追う本企画。GT-Rチューンで名をはせる「トップシークレット」による機関関係、ボディワークは同じく「トップシークレットⅡ」による傷んだ塗装のはく離と、その復活工程を紹介してきたが、今回は舞台を静岡県浜松市に移してお届けする。

その理由は、あらゆるクルマを手がけてきた彼らでも手に負えないメッキパーツの再生を、国内屈指の会社「BBFヤマテ」さんにお願いするためだ。

今から40年前、研磨業として立ち上がり、その後メッキも行うようになったBBFヤマテさん。基本的には、仕事の依頼はメーカーからのものがメインで、個人からの注文を受けるようになったのは2006年からと、つい最近のこと。

【画像19枚】手に負えないメッキパーツの再生を、国内屈指の技術を持つ「BBFヤマテ」に託す! BBFヤマテに届けられたパーツたちは、スチール、ステンレス、アルミなどの材質別に仕分けされていく。なぜなら、処理段階で使う薬品の種類が材質によって違うからだ。バンパーなどはスチールとしてまとめる





>>BBFヤマテの会議室。




【2】へ続く


初出:ノスタルジックヒーロー2018年10月号 Vol.189
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

飯田章のMS51クラウン再生プロジェクト 5-1 1970年式 トヨタ クラウン HT(全3記事)

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text Akio Sato/佐藤昭夫 Photo: Ryota Sato/佐藤亮太 Cooperation; Top Secret/トップシークレット

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