「おしん」が茶の間で人気をさらった1983年、晴海ではラウンジカーが話題をさらっていた【1】第25回 東京モーターショー 1983

商業車館に展示されていたボンゴスカイラウンジ

       
東京モーターショーに出展されたコンセプトカー&ショーモデル

【 第25回 東京モーターショー 1983 マツダ・いすゞ・ダイハツ・ホンダ・スバル編 Vol.1】

 1983年は、オイルショック以降停滞していた経済が再び上向きはじめ、日本全体が元気を取り戻した時期で、日本人の頑張りが世界的にも注目された年でもある。朝の連続テレビ小説「おしん」が茶の間で人気をさらい、視聴者に感動を与えた。クルマの世界ではエレクトロニクスやターボ技術を前面に押し出し、新しい価値観のクルマ造りを提案している。

 四半世紀の歴史を重ねた東京モーターショーも、それまでとは一味違うモーターショーに成長した。トヨタと日産だけでなく、第3勢力の三菱、マツダ、ホンダ、いすゞなども積極的にニューモデルを送り込み、盛り上げている。

>> 【画像13枚】4輪操舵システムの搭載したマツダMX-02など。その後を知ると1987年登場の5代目カペラににも続くフェイスデザインだ






[ボンゴスカイラウンジ]

商業車館では、客室をハイデッカーにし調光サンルーフなどを装備した、マツダのボンゴスカイラウンジが人気だった。
 

【2】に続く

初出:ハチマルヒーロー 2016年 1月号 vol.33
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

第25回 東京モーターショー 1983 ホンダ・マツダ・スバル・いすゞ編(全4記事)

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text : HIDEAKI KATAOKA/片岡英明 photo : JAMA/一般社団法人 日本自動車工業会

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