飯田章のMS51クラウンHT再生Proj.【8-2】メッキパーツなどを組み付けていくハードトップ|1970年式 トヨタ クラウン HT(MS51)

筆記体の「CROWN」エンブレムは、ドアとリアタイヤの間のスペースに付けられるもの。しかもハードトップにしか与えられていない特別なモノだ

日本のレース界で大活躍している飯田 章さんが、自分のための旧車をイチから作ることを決意。その製作工程を追ってきたのが当コーナー「クラウン再生プロジェクト」だ。前回色が塗られたボディに外装パーツが組み付けられ、MS51ハードトップの完成形が見えてきた!

【飯田章のMS51クラウン再生プロジェクト 8-2 1970年式 トヨタ クラウン HT】

ここにプロジェクトの5回目で紹介した静岡の「BBFヤマテ」さんに仕上げていただいたメッキパーツなどを組み付けていく。手順としては、まず窓枠、ライト類、ドアハンドル、フェンダーミラー、エンブレムといったものを組み、最後にフロントグリルやバンパーなどの目立つパーツの装着となる。

もちろんこの組み付けに当たっても、ボディを担当した千葉「トップシークレットⅡ ボディワークス」のみなさんの仕事は、慎重に慎重を重ねている。ボディに傷をつけないようにするのは当然で、ボディと合わせたときの全体の見え方やバランスにまで気を配っているのが、作業を横で見ているわれわれ取材スタッフにも伝わってきた。

【画像16枚】慎重に慎重を重ねて気を配られた丁寧な仕事ぶり。一番大きなメッキパーツであるバンパー。ここが輝いてこそクラウンの価値が上がる! ご協力いただいた「トップシークレットⅡ ボディワークス」は、GT-Rのチューニングショップとして名高い「トップシークレット」の板金塗装、ボディ補強、エアロパーツ取り付けなどを行う部門だ





>>このほかヘッドライトベゼルやサイドレンズベゼルなど、静岡のBBFヤマテさんの技術によってパーツはよみがえった。





【3】へ続く


初出:ノスタルジックヒーロー2019年10月号 Vol.195
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

飯田章のMS51クラウン再生プロジェクト 【8】 1970年式 トヨタ クラウン HT(全3記事)

関連記事:飯田章のMS51クラウン再生プロジェクト

text Akio Sato/佐藤昭夫 Photo: Ryota Sato/佐藤亮太 Cooperation; Top Secret/トップシークレット

RECOMMENDED

RELATED

RANKING