<銚子>「あまりのうまさに泣きそうになっていた」|スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第16回 後編(前編・中編・後編)

なんて素敵な外川駅。レディーバードを待っていてくれたような駅です。 待合室には郵便スクーターのラビットを展示!

       
雲ひとつない、風もない、奇跡のように青い銚子の空が、
まっ赤なレディーバードを出迎えてくれました


【 スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第16回 銚子 後編】


 前編から続く

 外川駅前にクルマを置いて(空いていれば止めていいそうです)銚子電鉄一日乗車券を買い、電車に乗って銚子まで行って帰ってきました。全部で10駅、全長6.5km。懐かしい車両のいる車庫見学。ふらっと下車して近所のお寺にお参りしてオヤツを買ってから、次の駅まで歩いて。ベンチで食べてるうちに次の電車が来る、なんていう実にノンビリした楽しみ方ができます。昼下がりに電車にゴトゴト揺られてると、何だか夢の中にいるようです。

 でも町も人も電車も、別に夢でもなんでもなくて、しっかりとふつうに生活が営まれているのです。すごいところだなあ、すごいところに来た、と大貴誠はずうっと言っていました。
 そうそう、銚子の魚ですが、これもすごかった。サンマの煮付けをパクッと食べた大貴誠が、うつむいて黙り込んだので何事が起きたのかと思ったら「あまりのうまさに泣きそうになっていた」というぐらいです。大貴誠が声を大にして言いたいこと。「銚子、とにかく行ってみてください!」


>>【画像25枚】いつもきちんと点検をしていざ出発! 行きはアクアライン経由でした




引退した車両と一緒に記念撮影。







外川駅を出るとすぐ、海辺への下り坂。細い道でもレディーバードならすいすい行けます。





水平線に沈む夕日と。





外川のこと、銚子のこと、銚子電鉄のことを教えてくれた「外川ミニ郷土資料館」館長の島田泰枝さんと。



PROFILE/大貴 誠(だいき・まこと)


OSK日本歌劇団・元男役トップスター。ノスヒロをむさぼり読んでいた日本で唯一の歌劇スター。2010年夏、念願のスバル360を入手。このクルマと一緒に日本中を旅している。


初出:ノスタルジックヒーロー 2014年 02月号 Vol.161
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.16(全3記事)

 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.16から続く


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 前編・中編から続く

text: RUEKA AOKI /青木るえか photo: RUMI MATSUSHITA /松下るみ

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