<銚子>みんなここにおいでよ! と思わず叫んでしまった町|スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第16回 前編(前編・中編・後編) 

銚子電鉄の引退した車両と一緒に記念撮影

       
雲ひとつない、風もない、奇跡のように青い銚子の空が、
まっ赤なレディーバードを出迎えてくれました

【 スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第16回 銚子 前編】

 千葉県の銚子といえば、誰でも知ってるメジャーな土地で、魚がうまいとか醤油の町とか犬吠埼とか、有名なものもいっぱい。そして首都圏からも簡単に日帰りできる場所ですが、皆さんご存じないでしょう、銚子の実力(& 魅力)を。

 いや、大貴誠も知りませんでした。

 そもそもなんで銚子行きを決めたかというと「紀州から醤油製造の人たちが海を渡ってたどりついた先」に行ってみたい、という何げない思いつきだったんです。調べたらそれが銚子。じゃあ行こうとレディーバードを走らせて、行ってみたらびっくりですよ。「ここ、すごいところ!」

 江戸時代から栄えていたところだから、道はゆったりと広いし、由緒ありげな石造りの洋館やレンガ塀のお屋敷が建っている。はやりの「レトロ風」じゃない本物の昭和初期建築が、ごくふつうに現役で薬屋や荒物屋を営業していて、すぐそばには大きな観音様。その参道に、百年続くという有名な今川焼き屋さんが、アンコがあふれそうなやつをガンガン焼いていて、ひっきりなしに人が買いに来る。そんなこの町の空気が、まず「たまらん」です。


>>【画像25枚】外川のこと、銚子のこと、銚子電鉄のことを教えてくれた「外川ミニ郷土資料館」館長の島田泰枝さんとのカットなど




銚子の「観音さま」飯沼観音円福寺。旅の無事を祈りました。






銚子は醤油の町。銚子で最初に醤油製造をはじめたヒゲタしょうゆの工場、資料館見学をしました。昭和5年にできた工場の前で。







「うますぎて泣きそう」になったイワシとサンマ。その日にあがった魚しか料理しないという和食処「香海」で。2晩連続で通ってしまった。



中編に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2014年 02月号 Vol.161

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.16(全3記事)

 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.16から続く

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text: RUEKA AOKI /青木るえか photo: RUMI MATSUSHITA /松下るみ

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