【誰ともカブらない着地美!!】往年のトライバルグラフィックスを現代に投入する唯一無二なスラムドハイエース!

トライバルグラフィックスを施す200系ハイエース

       
グラフィックペイントを追加したスラムドの雄!

【画像11枚】アメカジ路線のショーコスメで誰とも被らない着地美、フューエルリッドのないスッキリした助手席側、ハイエースに本来履けない20インチクレーガーをINした足元など、スラムドハイエースの全容はココからチェック!

足回りモディファイは、着地200系の虎の穴「トリニティ」作。
ボディワークや内装メイクは、オーナーの地元である宮城の「ペイントショップカラーズ」に委ねながらバージョンアップを繰り返してきた東北屈指の200系ユーザーカーでもあるこのⅢ型ナローのS-GL。

ストックの持ち味を崩すことなく、精悍にリファインされたグラウンドスラムのフォルムは、純正+αのシンプルメイクを煮詰めてきた長年の進化のタマモノ。
今回はオンリーワンの見せ技を投入して、集大成となるスペシャルバージョンのお披露目だ!

エクステリアの仕様変更でまず目に飛び込んでくるのが、トラッキン流派のアメリカンムードほとばしる、トライバルグラフィックスのカスタムペイント。

昨今の箱車カスタムではあまり見かけないゆえ、以前からトライしてみたかったそうで、ショーカー志向のスラムドBOXとして訴求力のあるビジュアルが誰の目にも刺激的♪
USブランド“クレーガー”の20インチアルミとのスタイルの相性もバツグンで、完成度は成熟の域に達したといえよう。

さらに、ボディ左サイドに目を凝らすと、ドア脇のBピラーに備わるハズの給油口のフタが存在しないことに注目!
エクステリアをさりげなくスムージーに見せるべく、フューエルリッドを鈑金でスムージングし、給油キャップは、ドア内側のフロントフェンダー上部に移設済み。
内なるハードモッズをくまなく投入したオーナー自身の揺るぎない“引き算カスタムの美学”を反映したセクションとなる。

まだまだ進化するそうなので、ますます目が離せないユーザーカーの1台だ!



>>電動サンルーフはベバスト製の後付けで、廃番のレアな逸品。初期のみラインナップしていたビッグウインドータイプのため、200系にジャストサイズなのもコダワリだ!


>>トリニティのハイドロシステムもショーアップ抜かりナシ♪


>>リアまで回り込んだペイントによるグラフィックスがスラムドフォルムをさらに強調する。リアバンパー&サイドステップもT.S.D製で、サイドはロワラインを2cm短縮加工している。


>>こだわりの足元は、今やUS本国でも絶版のモダンアレンジ版クレーガーS/Sの20×8.5J。P.C.D120.0のおもにシボレーカマロ用のため、ハブはジムインダストリーのキットでピッチを変換し、ホイールはディスク裏面のスライスでオフセットを変更している。


>>足回りはリア4リンク化+ホーシングナローにより、クレーガーS/Sの20×8.5Jの深リムを収めているゾ。


>>00’s前半のUSスラムド系で一世を風靡したトライバルグラフィックスを現代にあえて投入するスタイリングがインパクト大!


>>ゴールド、シルバー、ブラックの3色は、レクサスとポルシェの純正塗料を使い、ライン内側は、ラップペイントでビビッドな華をプラスしている。


>>スラムドトラッキン志向のカスタムとしてグラフィックスペイントとともに取り入れたのが、給油口のスムージングと左ドア下へのヒドゥンリロケート。



>>燃料キャップと受け皿は、バイク用の汎用パーツを使い、給油口と燃料タンクをつなぐ配管は、純正品のパイプをつなぎ合わせて向きを変更。実用性や安全性に支障のない完成度をモノにしている。


>>4WD→2WD化を手始めとする新車からのカスタムライフで、東北スラムド200系のエキスパートへと飛躍を遂げたオーナー。今後のリメイク姿も楽しみだ♪


『カスタムCAR』2020年8月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンS-GL/2011年型
SOURCE:トリニティ、ペイントショップカラーズ

PHOTO/梶原 聡 TEXT/コンヒデキ

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