【まるで動く広告塔!?】ロゴを多様するデカールチェーンと、レーシーなルックスが強烈なインパクトを与える200系ハイエース

アウディ純正のナルドグレーでオールペンした200系ハイエース

       
仕事車をレーシーな
GTメイクに仕上げる!!

【画像9枚】仕事時の快適性も考えたスポーティな内装、こだわりのデカールチューンなど、魅力がいっぱいの200系ハイエースのヒミツはココを見るべし!!

アウディ純正ナルドグレーでのオールペン、ボディ全体へのデカールチューン、3インチダウン&オーバーフェンダーに、極めつけは爆音エキゾースト。

イベント用のショーカー仕様かと思ってしまうほどのナローボディのS-GL。
オーナーはガレージ職人で、依頼を受ければ、ガレージ用機材から工具までギッシリと積み込んで出かける。
実は荷物をいっぱい積んで西へ東へと走り回っているれっきとした仕事車なのだ。

カスタムはおなじみCRSが担当。
仕事で全国を走り回っているため、新車で購入しても3年で約15万〜20万㎞を走行。
そのため、3年ごとに新車に乗り換えていて、これまで4台のハイエースをCRSで製作しているとのこと。
初代はCRSのドリフト号と同じ仕様、2台目は旧車をテーマにしたネオクラ仕様、3台目はレーシーがテーマのレッドボディで、CRSの広告にも登場するほどに。

「自分の希望は、カスタムのテーマ(コンセプト)とボディカラー、パーツ数点をオーダーするだけで、あとはCRSにパーツチョイスから仕上げまですべてお任せしています。今回の仕様は3台目(レッドボディのレーシーな仕様)が好評だったのもあり、もう1回レーシーをテーマにCRSにお願いしたものです」とはオーナー。

デカールはガレージドアメーカーのリフトマスターのロゴ、カスタム担当のESSEX、CRSなど、このクルマのカスタムに関係したメーカーロゴをミックス。

この超目立つ外観とエキゾーストサウンドは、営業車としても会社の広告塔としても大いに貢献。
乗り換えごとに魅力的な変化と進化を遂げているだけに、これからも目が離せそうにない。



>>脚立や工具箱など、ガレージ施工に必要な道具類を積んだ荷室。今回は施工帰りの状態での撮影だったので、ガレージ材料を降ろした荷物の少ない状態。外観はハデだが、「ハデ=目立つ=覚えてもらえる」という効果もあり、営業車としての務めも果たしている。


>>仕事柄長距離移動が多いため、シートはホールド性が良くて疲れにくいブリッドのリクライニングバケットシート、エディルブを装着。ステアリングはモモ・ドリフティング33φをチョイスしている。


>>フロント回りはバッドパネル、クワトログリル、フロントリップVer.4、フリッパーVer.4など、すべてエセックス製。ヘッドライトはインナーブラック仕様としている。


>>サイドセクションはエセックスの25mmオーバーフェンダー(ビス留めはダミー)、プログレスⅡサイドステップでまとめる。ドアミラーウインカーはアベスト製を使用。


>>リアウイングはギブソン製GTウイング。これはレーシーな形状と雰囲気が気に入ってオーナーが指定したパーツだ。


>>プログレスⅠリアバンパーとリアバンパーフィンもエセックス製。ダックテール(ウエストゲートスポイラー)とマフラーがT.S.Dスタイリング製となる。マフラーは爆音サウンドを重視した結果、これをチョイスしたのだとか。


>>片側25mmのフェンダーにドンピシャで収まるホイールはエセックスEL。サイズは19×9.5J IN23。タイヤは225/35R19をセット。イエローディスク+ブラッシュドリムは特注となる。2ピースシェルナットもエセックス製だ。


>>足回りは3インチダウンとしている。移動時の快適性を重視し、ローダウンには玄武のショックやスタビなどを使用する。


>>ロゴを多様したデカールチューン&GTを意識したレーシーなスタイリングは、絶妙なまとまり感でただものならぬ雰囲気を醸し出している。


『カスタムCAR』2020年8月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンS-GL/2019年型
SOURCE:CRS大阪、エセックス事業部

PHOTO/浦野浩之 TEXT/武田真吾

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