ハイブリッド+5速MTもラインアップ。走りに加えてデザイン性や安全性能も重視した新型スイフトが登場

スズキ 新型スイフトを発表

       
新型スイフトは、歴代スイフトで培ってきたデザイン性や走行性能に加えて、安全装備や快適装備が充実。
スイフトの魅力であるデザインと走りに「クルマと日常を愉しめる」という新たな価値を加えている。

【画像17枚】2トーンルーフも含め、13パターン用意されたボディカラーのバリエーション。

デザインは、走りのイメージを想起させるスタイルは前モデルからキープしつつ、ボンネットからショルダーにかけてクルマ全体を包み込むラウンド形状が先進的なイメージを表現。ラウンド形状やグリルなど、曲面ではなく八角形を基調としたデザインとすることで、ワイドさを強調しつつよりシャープな印象となっている。
各ピラーをブラックアウトすることでルーフが浮き上がったフローティングデザインも特徴的だ。
また、ルーフをスポーティなブラック、あるいはファッショナブルなガンメタグレーとした2トーンカラーも用意されている。

ボディカラーには新開発の三層コートを用いた「フロンティアブルーパールメタリック」、クールな印象を与える「クールイエローメタリック」という2種類の新色を含む全9色+2トーン4パターン全13種類のカラーリングをラインアップする。

パワートレインには、新開発のZ12E型エンジンに1.2ℓエンジン用の新開発CVTを採用。ハイブリッドモデルでは、先代スイフトと同様のマイルドハイブリッドシステムを採用している。
「ハイブリッドMX」にのみ5速MT車もラインアップ。なお、このMT仕様はエコカー減税100%対象者となる。

空力性能では、ドアサイドスポイラーの採用や、フロントストレイク、フロントバンパー、ホイール形状などを最適化し、先代から空気抵抗を約4.6%低減。
高張力鋼板使用範囲の拡大や構造用接着剤の採用により、剛性が向上したほか、フロントスタビライザーの仕様変更で高い操縦安定性を実現。一方でリアサスペンションのストローク量を増加させて乗り心地も向上させている。

新開発のミリ波レーダーと単眼カメラを組み合せたデュアルセンサーブレーキサポートIIを全車に標準装備するなど、安全性能も向上。
さらにドライバーの表情をカメラで認識し、眠気や脇見を検知してドライバーに注意を促すドライバーモニタリングシステムをスズキ車として初採用している。

また、電動パーキングブレーキを採用し、停止保持機能を追加したアダプティブクルーズコントロールなども採用している。

発売はCVT車が2023年12月13日、5MT車が2024年1月17日を予定。
価格はNAのXGが172万7000円〜、ハイブリッドMXが192万2800円〜、最上位クラスのハイブリッドMZが216万7000円〜となっている。


>>新型スイフトを発表するスズキの鈴木俊宏社長。ボディカラーは新色「フロンティアブルーパールメタリック」


>>新開発のエンジンZ12E型を搭載




>>イエローに少しグリーンを加え、クールさを感じさせる新色「クールイエローメタリック」。

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