デリカミニもあるぞ! 冬の訪れを知らせる「CHAMONIX」が復活!「デリカD:5」の特別仕様車。「デリカミニ」には「CHAMONIXパッケージ」を設定

オートサロンに展示されたコンセプトカー「SNOW SURVIVOR」がイメージされ、アウトドアアクティビティがより快適に楽しめる仕様となっている。

       
三菱自動車株式会社は11月24日、オールラウンドミニバン「デリカD:5」に特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)を設定するとともに一部改良を施すことを発表し、同日より全国の系列販売店で販売を開始している。

また、軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」には、ディーラーオプションパッケージとして「CHAMONIXパッケージ」を設定し、2月8日より販売することを併せて発表した。

シャモニーとはフランス東部のモンブラン山群の麓にある、世界でも有数のスキーリゾート地の名称で、かつては「デリカ スペースミニ」などにも設定があった三菱では定番の特別仕様車。冬季になると発売されるのが恒例のモデルとなっていた。

デリカD:5では、2017年を最後に設定が見送られていたが、今回復活を遂げることとなった。

今回設定された特別仕様車シャモニーは、2023年の東京オートサロンや大阪オートメッセで展示されたコンセプトカー「SNOW SURVIVOR」をイメージし、最上級グレードであるPグレードをベースにしながら、特別仕様の内装・外装が施されている。

エクステリアはフロントグリル、ポジションランプガーニッシュ、フォグランプベゼル、ドアミラーカバー、アウタードアハンドルがブラックマイカで統一され、前後のスキッドプレートはチタニウムグレーメタリックと精悍なスタイリングだ。

テールゲートに配した「CHAMONIX」の専用デカールには、雪山に生える針葉樹をイメージした専用色のグリーンが採用され、アウトドアシーンにも映えるデザインに。

専用シートには、アウトドアアクティビティでの使い勝手を考慮した専用コンビネーション生地が採用。雪や水滴のついたウェアのままでも気軽に乗り込めるように撥水機能を付加したスエード調素材と合成皮革が採用されるほか、心地よい手触り、滑りにくい立体的なボーダーキルティング形状にシルバーステッチを施すなど、機能性だけでなくデザイン性にもこだわったシートになっている。

また、シャモニー専用色のグリーンを採用したドアミラーカバーやエンジンフードエンブレムなどに加え、オートサロンに出展された「SNOW SURVIVOR」を想起させる専用オリジナルアクセサリーを組み合わせた「CHAMONIXコンプリートパッケージ」が、ディーラーオプションで設定されている。

デリカD:5の改良点としては、マルチアラウンドモニターと自動防眩ルームミラーが標準装備となったほか、Pグレードと特別仕様車「CHAMONIX」には、アクセルペダルとブレーキペダルにアルミペダルが標準装備される。

デリカミニ「CHAMONIXパッケージ」については、デリカD:5と同様に、コンセプトカー「SNOW SURVIVOR」がイメージされたディーラーオプションのパッケージとなっている。

フロントバンパーエンブレム、テールゲートエンブレム、テールゲートデカール、オールウェザーマット、アルミホイールデカールにシャモニー専用色のグリーンが採用され、アウトドアイメージが高められている。

「デリカD:5」特別仕様車「CHAMONIX」価格は455万7300〜465万6300円(税込み)。「デリカミニ」のディーラーオプション「CHAMONIパッケージ」の価格は17万9190円(税込み)となっている。

【画像10枚】冬季定番の特別仕様車「シャモニー」が復活。オートサロン展示のコンセプトカーをイメージ。




>>オートサロンに展示されたコンセプトカー「SNOW SURVIVOR」がイメージされ、アウトドアアクティビティがより快適に楽しめる仕様となっている。

>>サイドデカールにはカモフラ柄が配され、こちらもアウトドアシーンに映えるスタイリングとなっている。

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