ドア下や下まわり塗装の浮きやキズも見事に修復|松田次生のエンジョイハコスカGT-Rライフ vol.3 【中編】

左リアの角にあったキズは一番気になっていた部分。写真でもサーフィンラインの塗装が浮いているのが分かるほどだったが、今回の補修でキレイに修復された。

大切な愛車をいつまでも美しく保ちたいという気持ちは誰にでもあるもの。スーパーGTの最前線で闘うニッサンのエースドライバー、松田次生さんも然り。以前から気になっていたというハコスカGT-Rの塗装の浮きやキズなどのお色直しを、「プリンスガレージかとり」に依頼していた。はたして、その仕上がりはいかに!?

【松田次生のエンジョイハコスカライフ vol.3 中編】

 それらの修復のため、千葉県香取市の「プリンスガレージかとり」に、愛車を持ち込んだ。入庫時に車両をチェックしてもらうと、左リアのキズは昔の板金跡であることが判明。年月がたつにつれて修復部分のパテが痩せ、塗装にヒビが入ってしまったのだ。そこで塗装や古いパテを剥がしてヘコみを修復し、下地を整えた後にサフェーサーを入れ、塗装してよみがえらせた。

「忙しくてなかなか引き取りに来られず、約半年ぶりの再会ですが、キレイに直っていて驚きました。ドア下や下まわりの塗装の浮きやキズも見事に修復されています。部分的に直したことがまったく分からないのがスゴイですよね」と思わず顔がほころんでいた。

 またヒビ割れや色あせが気になっていたというオーバーフェンダーについても、修復して再塗装。本物の新品で色合わせしたというだけあって、見違えるようにキレイになった。以前も決して状態は悪くなかったが、経年劣化が進んでいた部分をリフレッシュすることで、全体の美しさが際立っている。

【画像13枚】ヒビ割れもしっかりと修復されているオーバーフェンダーなど。本物の新品で色合わせして、当時のスタイルを再現している




>>GT-R談議に花が咲く。フェンダー内側の処理について、香取さんからGT-Rはどうなっているのが正解か指南を受けていた。



初出:ノスタルジックヒーロー 2019年 6月号 Vol.193

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)


松田次生のエンジョイハコスカライフ vol.2(全2記事)


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【3】に続く

photo:Motosuke Fujii(Salute)/藤井元輔(サルーテ) Cooperation:Prince Garage Katori/プリンスガレージかとり

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