JMCが日本の製造業の底力を見せつけた! 最新鋭レストアパーツ搭載車たちが集結!|第一回 JMC レストアMTG

マツダ767Bも走った!

       
レストアパーツブランド「JMC BASE」を展開するJMCにより開催された、ビンテージカーとビンテージバイク用のレストアパーツをテーマにしたイベント「第一回 JMC レストアMTG@バイカーズパラダイス南箱根 2022」。

 伝統の鋳造技術と最新鋭の3Dプリンターや産業用CTスキャンなど、デジタル技術を融合した物造り、そして職人技による精密加工と、技術立国日本の一端を担う企業がJMCだ。そして小ロットオーダーを可能とした、レストアパーツ部門がJMC BASE。このイベントでは、スペシャルショップとのコラボで製作した高性能レストアパーツを装着したレストモッド仕様とともに、その素晴らしさをアピールした。

先日開催されたイベントの詳細なリポートが届いたのでお届けしよう。

【画像13枚】JMCレストアMTG イベント風景&出展ブースの様子

■第一回JMCレストアMTG@バイカーズパラダイス南箱根 イベントダイジェスト






>>司会はこのイベントの企画・運営を手掛けるレーサー鹿島さん(左)。そして今回の主役、JMCの鈴木浩之専務(右)のあいさつからイベントはスタート。


>>ゲスト陣も豪華で、バイオリニストの枝並千花さんの「君が代」の演奏に、モデル、インフルエンサーとして人気のYUさんが、愛車のSRとともに参加。


>>織戸学さんは、JMC L6ヘッドのパフォーマンスが気になって、イベントにプライベートで訪れたという。業界人からも高い注目度なのだ。


このイベントではJMCと協力関係にあり、レストアパーツを製作したショップが出展。JMCの精度の高い鋳造技術は、日本の最先端で、強度や性能などパフォーマンスアップ間違いなしなのだ!!
大きな注目は、カワサキZ系の専門店としてその名を知られるPAMSと共同開発したL6ヘッド。L28型エンジンをベースに改良した高効率仕様だ。これを搭載したS30フェアレディZがパフォーマンスをお披露目するというから、注目せずにはいられない。実際、レーサーで自身でショップも経営する織戸学さんも気になってイベントに訪れているほどで、チューナーたちから熱い視線が注がれる名品だ。もちろんこれ以外にも、ロータリーエンジンのハウジングでコラボしたガレージスターフィールドや古きSUキャブの復刻でコラボする國森モータース、スズキ・カタナのジェネレーターカバーを共同開発したユニコーンジャパンと、スペシャルな製品が続々と生み出されている。


>>●JMC BASE
「JMC L6 HEADプロジェクト」による直列6気筒のL型エンジン用ヘッドパーツを開発。PAMSの吉岡代表の愛車、日産S30フェアレディZのL28型エンジンのチューニングヘッドをJMCの最新技術で鋳造する企画が反響を呼び、市販につながったものだ。



>>●PAMS
日本が世界に誇る名バイク「カワサキZ」の専門ショップ。
「JMC L6 HEADプロジェクト」のほか、カワサキZ用の純正廃盤品であるオイルポンプをJMCの技術で高品質・高性能化したオイルポンプも販売。



>>●NAPS(ナップス)
バイク用品の開発・販売を国内外 30 店舗で展開する人気ショップチェーン。この秋から「究極のライダーのために」をキーワードに一流パーツメーカーと創る逸品でライダーの“夢と欲求”を実現するスペシャリティブランド「Naps Sports」をスタート。
第1弾として日本製最高級グレードのカーボンプリプレグ素材を使用したフルドライカーボンボディーキットを発売。



>>●ビンテージ DUCATI-TIO(ティオ)
世界的に貴重な1970年代~80年代のビンテージDUTACIを中心にエンジンオーバーホール、チューンナップからカスタムまでを行う横浜のプロショップ。
40年に渡るノウハウと豊富なパーツストックにより、全国のドゥカティ乗りからの信頼も厚い。
近年、全国から集まってくる「眠っていた」旧車のレストアが急増中。



>>●ユニコーンジャパン
世界唯一のSUZUKI カタナ専門ショップ。かねてからカタナ用のオリジナルパーツの製作に積極的に取り組む中、純正パーツが廃盤、入手困難となったジェネレーターカバーをJMCと共同開発する「SUZUKIカタナ ジェネレーターカバー プロジェクト」によって開発・発売。国内外で人気アイテムとなっている。



>>●國森モータース 
戦前~1970年代までの英国車を得意とするショップ。
「ラ・フェスタ・ミッレミリア」参戦車両の製作やメンテナンスで実績のある國森代表が、2021年に蓼科のビーナスライン沿いでスタートした新ファクトリーだ。
世界中で欠品状態の約100年前に設計されたSUキャブレター(OMタイプ)をJMCの最新技術で復刻する「SUキャブ プロジェクト」を開発中となっている。




>>●日本ハイドロシステム工業(JHI)
20年に渡りモータースポーツ向けのホース配管システムを開発・製造する技術集団。
厳しいレースフィールドで培ってきた経験と技術を活かし、2年前から最新技術を用いて「旧車の命綱」とも言われるレストアホース配管の開発を進めている。



>>●Unil opal(ユニルオパール)
「ル・マン24時間レース」で知られる、フランスで64年の歴史を有するエンジンオイルブランド。
フランスのアフターマーケット市場ではシェアNo.1の実績と信頼を誇る。
厳選した化学合成油を使ったハイスペックオイルだけでなく、
鉱物油シングルグレードをはじめとするオイルが旧車、レストアシーンで人気を博している。



>>●ガレージスターフィールド 
マツダのロータリーエンジンとその搭載車のスペシャルショップ。
現在、「コスモポーツ」等に搭載されたロータリーエンジン「10A」のエンジンハウジングをJMCの最新技術で復刻する「マツダロータリーエンジン プロジェクト」を開発中。そのロータリーハウジングが展示された。



>>●スウィンギンモータース
旧車・名車・絶版車のセレクトショップ、スウィンギンモータースでは、珍しい初代シャレードやバイオレット、スプリンターの5ドアハッチバックなどを展示。

RECOMMENDED

RELATED

RANKING