バモス・ビーチクルーザー【5】十八番のリフトアップスプリングでエレガントな1台に|1971年式 バモスホンダ

オーナーのフォレストオートファクトリー戸森社長

高級リゾート地の足として使われるビーチカー。そのテイストを、ヒストリックな軽自動車をカスタムして作り上げたのがフォレストオートのバモスホンダ。ビーチクルーザーと名付けられた遊び心満載の1台は、初春の日差しと風を浴びながら、フルオープンで海沿いの街を駆け抜ける。

【1971年式 バモスホンダ Vol.5】

【画像16枚】荷室の左サイドにはガソリタンク。給油もこのパネルをあげて行う。またエンジンオイルのフィラーキャップも同じ場所にある
人工林を調べていて行き着いたのが同工房だった。クルマづくりの中に、社会性のあるメッセージを組み込むことになった瞬間だ。

温もりあふれるリアルウッドとアイボリーレザーのコントラスト、さらに、スズキの純正色をベースにアレンジされたグリーンとアイボリーのボディカラー。そしてフォレストオートの十八番であるリフトアップスプリングで、エレガントな1台が仕上がった。


>>タイヤはオリジナルサイズの10インチのまま、バギーなどで採用されるマキシスのブロックタイヤに交換されている。


>>フォレストオートは10年ほど前から軽トラ用のアップスプリングを製作、販売しているだけに、このバモスもアップスプリングを装着している。
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主要諸元 SPECIFICATIONS
1971年式 バモスホンダ

▪エクステリア:FAFマットペイント・天然ウッド(コナラ・サクラ・チーク)・日よけスクリーン
▪エンジン:354cc(30ps)
▪サスペンション:FAFリフトアップ/FAFリフトアップキット
▪タイヤ:マキシス AT20X6-10
▪インテリア:オリジナルシート張り替え、ウッドステアリング交換、天然ウッドパネル(チーク)、荷台を天然ウッド(コナラ・サクラ)でヨットのデッキ風に製作
※そのほかオリジナルワンオフあり

【4】から続く

初出:ノスタルジックスピード vol.024 2020年4月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1971年式 バモスホンダ(全5記事)

TEXT:NORIO FURUKAWA/古川教夫 PHOTO:MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ) COOPERATION : FAF/フォレストオートファクトリー

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