貴重なZ432-Rに加え、北米仕様の左ハンドルモデルなど、S30Zの全車種が集結!|フェアレディZ生誕50周年記念 フェスティバルin日本自動車博物館【2】

伝説のスポーツカーの誕生から50周年となった2019年。全国からZファンが集結! 

【2019年イベント振り返り フェアレディZ生誕50周年記念フェスティバルin日本自動車博物館 vol.2】

参加車は、初代S30フェアレディZの30台を筆頭に、歴代Zが集結。GT-Rに搭載されたS20型エンジンを積むZ432、さらにはレーシング仕様がベースとなる貴重なZ432-Rも来場。また、北米仕様の左ハンドルやリアシートを持つ2by2もエントリーしており、S30Zの全車種が揃っていた。

館内ではフェアレディZの開発エピソードを中心とした講演会が開催され、設計統括の植村 齊さん、デザイナーの松尾良彦さん、日産車体で電装を担当していた大澤英二さんもまじえ、参加者からの質問に答えていた。また、地元の名産や豪華景品が当たる抽選会も行われ、遠方から駆けつけた参加者も大満足。名車となったファレディZの歴史を振り返る1日となった。

【画像33枚】貴重なモデルも揃い、S30全車種集合となった同イベント。参加者大満足の一日となった



1972年式 フェアレディZ432-R

貴重なZ432-Rで千葉から自走で来場。純正マグホイール、マッハステアリング、純正バケットシートなど、ディテールも完ぺき。タイヤはアドバンHFタイプDの195/70R14 91H。ナローボディとのバランスも抜群だ。





1970年式 フェアレディZ432

フルブラスト処理でレストアしたZ432。「3年ぐらい前に入手して、全バラにしました」というオーナー。S20型エンジンはK4ヘッドで、足まわりはスターロードのフルタップ車高調、R32タイプMのブレーキなど、走りを重視した仕上げ。





1972年式 フェアレディ240ZG

L型チューンの老舗「SS KUBO」の3世代が参加。左から、ゴッドハンドの異名を持つ久保靖夫さん、中央が二代目の亨さん、右が三代目の智史さん。240ZGは、幻のサファリヘッドを組み込んだL型ユニットを搭載する。



初出:ノスタルジックヒーロー 2019年8月号 vol.194
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

2019年イベント振り返り フェアレディZ生誕50周年記念フェスティバルin日本自動車博物館(全2記事)

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