ついにPHEV(プラグインハイブリッド)車も登場! 新型プリウスがフルラインアップに。

       
トヨタ自動車から、新型「プリウス」のプラグインハイブリッド車(PHEV)が2,23年3月15日に発売される。
すでに1月に発売済みのシリーズパラレルハイブリッド車に加えて、最上級グレード「Z」にPHEV車が追加される形となる。

【画像20枚】新型プリウス プラグインハイブリッド車のエクステリアとインテリア、ディテール。

コンパクトかつ大容量な駆動用バッテリーと、高出力の駆動用モーター、高効率なガソリンエンジンを組み合わせた最新のプラグインハイブリッドシステムを搭載しており、プリウスの中でもハイパフォーマンスモデルに位置づけられている。
新型プリウスに搭載されるプラグインハイブリッドシステムは、システム最高出力164kW(223ps)の高い動力性能を発揮し、0-100km/h加速は6.7秒。
一方で19インチタイヤ装着車は26.0km/L、17インチタイヤ装着車では30.1km/Lの低燃費を実現している。

EV走行距離は19インチタイヤ装着車で87km、17インチタイヤ装着車では105kmを達成しており、バッテリーに充電した電力だけで、通勤や買い物など日常のドライブのほぼすべてを走行可能とする一方、旅行など長距離のドライブでは、エンジンを使いHEVとして走行することで、安心してより遠くまで行ける航続可能距離を確保している。

PHEVならではの給電機能として、バッテリーに蓄えた電力からアウトドア・レジャーなどで活用できる「EV給電モード」で電源の出力が可能なほか、停電や災害などの非常時にはエンジンで発電することでより多くの電力を供給できる「HEV給電モード」も備えている。

デザインでは、PHEV専用のアルミホイールや、金属調シルバー塗装のロアグリルとグレースモークカラーのテールランプを採用し、先進的でスポーティなデザインを採用している。


>>プリウスのプラグインハイブリッド車がフルモデルチェンジ。写真はHEVのモデルチェンジ時に新開発されたカラーのマスタード。


>>2.0リットルのプラグインハイブリッドシステム。19インチアルミホイールはPHEV専用デザインが採用される。


>>標準装備される、室内への虫などの侵入や雨天での雨水の侵入を防ぐ外部給電アタッチメント。ドアガラスを閉じたままでの外部給電が可能になっている。



>>太陽光を効率よく電力に変換し、1年間でEV走行1,250km分に相当する電力を生み出す第2世代の「ソーラー発電システム」をオプション設定。高効率ソーラーパネルを車両ルーフに搭載し、充電スタンドがない駐車場や災害等で停電した場合でも、太陽光さえあれば充電が可能。


>>充電イメージ。ボディ右側から充電、左側から給油を行う。

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