【ワイド&ローの極みオバフェン】ハイエース新時代を切り開いたワークスフェンダー

       
これぞワイド&ローの極みともいうべき、ワークスフェンダーの超絶ワイド仕立て。フロントは70㎜、リアに至っては105㎜! というボリュームUPで200系フェンダーカスタムの限界値を突破したコイツは、ティースタイルが手がけた1台だ。



200系ハイエースビルダーとして進出した後もドリフトやバーンナウト、アゲスタイルなど、常にシーンの一歩先を進んできた200系界の風雲児。そんな男がルックスと走りの双方から200系を仕上げようと、ビス留めワークスフェンダーとレーシングなボトムデザインで武装したこのワークスマシンが誕生したというワケだ。

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デモカーとして製作されたコチラのマシンは、もちろん見かけだけではない。
ノウハウ豊富なネオチューンでのフットワーク強化、コーナリングの確かさを引き上げるクスコ製機械式LSDなど、走りの追求にも全力投球。手軽にパワーを底上げできる過給器チューンではなく、コンピューターやファイナルギア交換など、200系本来の姿で速さを高めるNAチューンへとこだわっていく予定。




実際そうした決意を強く表しているのが、デモカーのリアセクション。ディフューザーの存在感に目を奪われるが、12・5Jまでマッチング可能なリアフェンダーにパワーロスを嫌って11・5Jをインストールしたり、4本出しマフラーをY字レイアウトから左右均等に振り分けて排気抵抗を抑えるといったレーシースタイルにふさわしいセットアップが着々と進められている。

『カスタムCAR 2017年3月号』掲載
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンS-GL 2005年型
SOURCE:ティースタイルオートセールス(T.S.D スタイリング)

PHOTO/南井浩孝 TEXT/四馬力

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