第十八茉莉愛観光 迫力のアンダーパートと精緻なパーツで青果便スタイルを粋に装う三菱ふそうファイター

箱上をにぎわすロケットは、太さの異なる2本ストライプと欧文であしらったニックの見事なコンビネーションを披露している。

       



オーソドックスななかにこだわりのディテールを盛り込んだ第十八茉莉愛観光。大胆な箱ペイントと大型バスロケットを装備しながら、抑えめのカラーコーディネートで大人のアートを徹底追及。仕事車らしい渋い魅力が満載のアート車に仕上がっている。

キャブパートは平型バイザーにコの字型ミラーステー、キャデラックバンパーという構成。どのパーツも王道的デザインながら、そのディテールにはオーナーならではのこだわりが詰まっている。

平型バイザーは正面から見たときにできるだけ水平に見えるよう取り付けに配慮。キャデラックバンパーはバンパーエンドをタイヤに合わせてR加工してある。さらにそのRに合わせて、サイドのバンパーアンドンもR加工する念の入れようだ。

特徴的なフロントマスクは、フルメッキしたフロントパネルをキャブ同色にペイント。グリルデザインに合わせて、微妙にメッキ部分を残しているのもポイントだ。そしてヘッドライトをY30セドリック後期用に変更。ノーマルのファイターとはひと味違うマスクを創出している。

またキャブをはじめ、サイドバンパー、テールボックスなどに配置されたアンドンには、男気あふれる名文句の数々が並ぶ。上総乃國のメンバーや悠汰丸さんほかアート仲間たちにアドバイスをもらいながら考えられた名文句は、このクルマの最大の特徴となっている。

【写真6点】徹底追及した大人のアートと仕事車らしい渋い魅力が満載。

カミオン2011年6月号トップアートをもとに再構成

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