舞龍丸vs星光丸 笑いの絶えない黄金コンビが痛快なアートライフを満喫!日産ディーゼルコンドル×マツダタイタン

競演、共演、協演、饗宴……。「アートが絆のすてきなライバル対決! ザ・ライバルバトル」コーナー。2008年5月号では、仕事車とイベント車の対決に要注目!

       

“ホモダチ”にして“大チン友”の危険な関係!?

舞龍丸と初代星光丸。知り合ったのは3年ほど前だが、今ではすっかり打ち解けて、ツルんでイベントに出かけるほど仲がいいという。

「話をするまではコワい顔だなあと遠くから眺めてました(笑)。でもコワそうだから敵にまわすより味方につけておこうと思って声をかけたんです。そしたらメチャメチャええヤツでね。今ではすっかりホモダチですよ(笑)。次に生まれ変わったら間違いなく彼にプロポーズすると思います!」と、初代星光丸さん。

一方「この“大チン友”のふんどし姿を見てのとおり、コッテコテの関西人。関西人のなかでもズバ抜けてブっ飛んでて、とにかくよくしゃべるし、おもしろいし、変態(笑)。サービス精神が旺盛だから人脈も豊富なので、彼のおかげでずいぶん友達が増えました」とは、舞龍丸さん。

そんなご両人は、飾りに対する意欲もハイレベル。が、追求しているスタイルは別々だ。「ボクのはイベント車だけど、舞龍丸さんのは立派に仕事をしてますから純粋にスゴいと思いますね。でも負けられないという意識はなくて……見習うべきは、黙ってパクる! みたいな感じです(笑)」。

これに対して舞龍丸さんは「とにかく行動力の人ですよ。もともと平ボディだったのを箱にしちゃいましたからね。ホント、頭が下がります。でもボクはクルマよりもダンゼン人間のほうに興味をもってますが(笑)。こんな時代だからこそ必要な男だと思います」。

漫才コンビのように息がピッタリのご両人。今後は新たなベース車でそれぞれNEWアート車の製作を予定しているとのこと。そちらのお披露目を楽しみに待とう!




個性派パーツを積極採用した超絶スタイルが◎な舞龍丸

舞龍丸さんがワッパを握る愛車は、仕事車でありながらも、時代の最先端を行くスーパーアートのエッセンスを取り入れて、全身を見応え満点に飾り上げた入魂の1台だ。

斬新なディテールメイクを施したキャブ周りのコーディネートのなかでも、2段平型バイザーをはじめ、十分な量感を誇るプロテクトップ、ミラーステーのブレ留め、鉄仮面などに積極果敢に組み合わせた筒出しステンレスは、文句なしのオリジナリティをアピール。随所に忍ばせた光モノを全点灯させたときの美しさも特筆ポイントで、昼間とはまた異なるシルエットで観る者を魅了する。

一方、アオリの最上部に菱型角パイプをあしらうほか、プロテク背面とケツブタに女性アーティストをペイントするなど、荷台周りにもみどころを過積載。3段サイドバンパーや4連丸テールボックスなど、ボトムセクションにコンビネーションした高精度パーツにも要注目だ。




「楽しさ」を徹底追求して観る者を魅了する初代星光丸

もともと平ボディだったが「子どもたちが大きくなってきたので、荷台を箱部屋にして一緒にイベントに行けるようにしました」というこのクルマ。観る人を楽しませたいというテーマのもと、オリジナリティを徹底追求したエンターテイナー車だ。

圧倒的な丈を誇るシートキャリアをはじめ、角パイプデザインをジョイントしたバイザー、左右のミラーステーを結ぶ筒出しステンレス、フラッグポールの先端に回転灯を装着した舟型バンパーなど、キャブ周りには斬新なデザイン性をアピールするワンオフパーツが目白押し。

一方、大胆にカサ上げ&箱化を図った荷台周りでは、人気アニメのアート・フィルムを中心としたコーディネートを展開し、子どもから大人までが楽しめるファンタスティックなルックスを構築。そのほか、カラフルなアンドン類やルーフに搭載した赤色回転灯など、随所に散りばめたディテールメイクも見逃せないビューポイントだ。

【写真8点】仕事車vsイベント車のディテール対決はコチラから!

カミオン2008年5月号ザライバルバトルをもとに再構成

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