烏城丸 高い完成度の自作シャンデリアが唯一無二の存在感を主張する日野クルージングレンジャー

伝統あるニックネームである烏城丸の名を引き継いだオーナーは内装のフィニッシュにも伝統を感じさせる花かごワインを採用している。

       



細部まできっちりと仕上げられたハンドメイドの室内。なかでも注目すべきなのが天井部分だ。

シャンデリア本体には、無数のビーズが正確なピッチで取り付けられており、かなり高い完成度を誇る逸品。そして、鏡面ステンレスを使った大型のシャンデリアベースは、寝台部まで延長された大型タイプ。後方部分には内部に蛍光灯がビルトインされ、照明装置としての機能も果たしている。

さらには、助手席側に広がるフラットスペースにも注目。シートを残しつつフラットなスペースを確保するために、シート自体をレンジャープロ用に換装。背もたれを倒した高さに合わせ、センター部と寝台部にウレタンを仕込んでフラット化している。すべてにおいてハンドメイドとは思えない非常に高いレベルだ。

さらに進化を遂げ、ますます注目を集めることは間違いない。

【写真3点】名車の名を引き継ぎながらもそれに臆せず、すばらしいクオリティを実現。

2008年9月号男の城をもとに再構成

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