綺斗丸 本格レトロパーツ群と自作ペイントの会心コラボレーションしたいすゞギガ

伝説の名車・一番星号にオマージュを捧げた“桃太郎”の自作ペイントが見応え満点である。リアバンパーの内部にバステールを埋めている。

       



栗源運輸に所属する篠塚さんが駆る大型ウイング車・綺斗丸は、少年時代からアート車が大好きだったオーナーが、自身の理想のスタイルを具現化した’80年代イメージのレトロアート車。マルイ商会製の秀作パーツ群と自作ペイントの相性が抜群の1台だ。 ウロコステンレス素材の舟型バンパーや、サクラ模様のエッチングステンレス素材でこしらえたシートキャリア、起こした前面スペースにマーカーを並べた平型バイザーなど、キャブ周りには、レトロ気分満点の大型パーツをバランスよくラインナップ。

グリル(V10SS後期タイプ)と丸目4灯のヘッドライトを組み合わせたロボット顔のマスクも特筆すべきビューポイントで、目の肥えたレトロファンの視線をクギ付けにする。

一方、荷台周りの目玉は、自身で手腕をふるったハンドメイドペイント。ウイングに刻んだ“日本生鮮急行”の文字と、リア観音に席巻する一番星号オマージュの“桃太郎”の絵は、どちらもプロジェクターを活用して描いた力作で、玄人はだしな完成度を実現している。

今後は箱の上やシートキャリアの最上部にステーを立ち上げて、マーカーを並べる予定もあるという。

【写真6点】マルイ商会製の秀作パーツ群と自作ペイントの相性に要注目!

カミオン2011年6月号トップアートをもとに再構成

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