第三風鈴丸 '80年代スタイルを再現する「赤×白×メタリック」の秀作いすゞFXフォワード!

巨大シートキャリアは、'80年代を彷彿とさせる鳥カゴ風情。アンドンやマーカーを駆使したアレンジが、往年のレトロファンを魅了する。

       



茨城県高萩市に拠点を置く小堀商事は、約40台のトラックで水産加工品などを運ぶ気鋭のアートカンパニー。なかでも4t冷凍車・第三風鈴丸は、昭和60年式のベース車に理想の飾りを施した看板車的存在で、街道でも一目置かれている。

ファイヤーレッドが鮮やかなキャブ周りには、昭和ルックな大型パーツを積極的にラインナップ。目玉となる角パイプ基調のシートキャリアは、前面にアンドン×3枚、側面にナマズマーカー×3発を装着するほか、最上部には2段ハチ巻きマーカーをコンビネーション。文句なしの背高フォルムと相まって抜群のインパクトを周囲に振りまいている。

また、舟型バンパーは、丸目4灯ヘッドライト+グリルアンドンとの相性も上々。前面左右に収めたアンドンには“年収3億 借金5億”のユニークな文句を刻んでいる。

そのほか、前面にマーカーを並べた平型バイザーや丸パイプ仕様のハシゴも、レトロ気分なビジュアルを好アピールしている。

なお、白塗りの箱周りは、一直線に流れるサイド&リアバンパーが見どころ。撮影後には箱から家畜運搬仕様へと荷台をリメイクするなど、四半世紀以上前に製造された古参車は、またまた新たなステージへと足を踏み入れた。

【写真6点】昭和ルックな大型パーツを積極的に投入!

カミオン2011年6月号トップアートをもとに再構成

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