出会いのきっかけはフェアレディ240Z-G、そして湘南ヒストリックカークラブのイベント。「ガレージ遊び」の輪が広がることを願って「桑島レーシングガレージ」を設立|クルマ好きが集まるみんなの遊び場ガレージ【3】

現在テーブルが置かれているスペースには、本来シボレー・コルベットC2が収まっている。現在整備中とのことで、修理工場に入っている。


【クルマ好きが集まるみんなの遊び場ガレージ vol.3】

ガレージオーナーの小林さんが「黒い稲妻」こと桑島正美さんと出会ったのは、湘南ヒストリックカークラブのイベントに、桑島さんがゲストで呼ばれた時のこと。イベントでZに乗ってもらう、ということになり、小林さんが当時乗っていたフェアレディ240Z-Gに白羽の矢が立ったことがきっかけだ。そこで妙に桑島さんと小林さんの馬が合い、付き合いが始まったという。

5年前には、小林さんの会社の職人の技術と、桑島さんのアイデアを合わせ、ガレージの設計・建築を行う「桑島レーシングガレージ」を設立。

派手で豪華なガレージでなくても、より多くの人に自分たちが楽しんでいるような「ガレージ遊び」の輪が広がるようにという考えから、もうけは最低限でも、より手頃な価格でより多くの人がマイガレージを持てるように、という考えで運営しているという。

【画像21枚】ミニカーなど、ガレージ内を飾るさまざまなグッズやレトロさを感じさせる品々は、友人たちが持ち寄ってきたもの。ガレージの現在の姿は、みんなで作り上げたと言えるだろう


>>壁には地元出身のプロ野球選手、西勇輝投手のオリックス所属時代の背番号63のユニフォーム。


>>この日もオーナーのガレージには、81年式ソアラのオーナーである高校時代からの親友が遊びに来ていた。




初出:ノスタルジックヒーロー 2019年 6月号 Vol.193

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)


クルマ好きが集まるみんなの遊び場ガレージ(全3記事)

関連記事:旧車の棲むガレージ

【4】へ続く

Keishi Watanabe/渡辺圭史 photo:Ryota Sato/佐藤亮太 Illust: Masaki Takanashi/高梨真樹

RECOMMENDED

RELATED

RANKING