「最強の性能」と「最高の官能」を兼ね備えた令和の名作マフラー&エキマニが誕生!|OS技研×トラスト エキゾーストシステム

OS技研×トラストによるエキゾーストシステムが登場

       
2021年に開発を開始したOS GIKEN×TRUSTのハコスカ用L型エキゾーストシステム。この最強タッグによる製品が、ついに発売される!
その市販バージョンの中身を紹介する。

【画像12枚】ハコスカのL型エンジン用に開発されたエキマニとマフラー。スプリングで固定される6in1の集合部とマフラーの接合部などのディテール

匠の技術とノウハウが詰まった渾身のコラボ商品がついに発売!!

1OS技研とパートナー企業のコラボ商品第2弾は「エキゾーストシステム」だ。
GReddyブランドのチューニングパーツを数多く販売するトラストとOS技研のコラボ商品。
官能性を追い求めたハコスカ用L型エンジン対応のエキゾーストマニホールドとマフラーがついに製品化されるのだ。

製品開発の分担を説明すると、基本構想/企画がOS技研、開発/設計/製造がトラスト、そして監修がハコスカ専門店の内田モーターワークスの3社の協業。匠たちが互いに持てる知恵を絞り、手の内をオープンにしながら作り上げた自信作なのだ!

「TC24エンジンの性能を引き出すために、本体だけでなくエキマニ、マフラーともに何度も改良し続け、レースで完全勝利という最高の結果を残しました。そのときの経験とノウハウがこのL型用エキゾーストシステムには詰まっています。サウンドについてもさらに煮詰めましたので、期待していただきたいですね」とOS技研の何森代表は語る。

2022年のノスタルジック2デイズに展示されて以降、情報が途絶えてしまっていたが、これは販売するOS技研の最終チェックによる一部改良、そして昨今の円高による材料費の高騰で、販売価格をどうするか、製造を請け負うトラストを含めて協議していたからなのだ。本誌の締め切りまでにマフラーの価格は残念ながら確定しなかったが、量産を開始したことで情報解禁と相成ったわけだ。

販売されるのはエキマニが2タイプ。マフラーは開発時にはメインパイプ、テールパイプともにシングルとデュアルの2タイプ、合計4種類(エンジンの仕様に合わせた太さ違い)を用意
していたが、今回メインパイプはシングルのみの設定。デュアルはやや遅れて登場になる予定だ。

「こだわったのは信頼性と耐久性。強度をしっかり担保し、長く愛用いただけるように、ステンレスパイプの肉厚は1.5㎜。また、どのような年式であっても可能な限り加工なし、調整なしでのフィッティング、ミッションに手を加えることなく、脱着可能なレイアウトなど、取り付けのしやすさもポイントです」
購入はオンラインショップである「OSファクトリーライン」で可能となっている。



>>曲がりの少なく、いかにも排気効率がよさそうなレイアウト。それでいて取り付けやすさ、フィッティングのしやすさにもこだわっている(ノーマルボディの場合)。素材はステンレス製で、パイプの厚みは社外マフラーとして標準的な1.5㎜としている。写真はメインパイプ、テールパイプともにφ80㎜のシングルタイプ。商品はトラストから完成品がOS技研へ納入。最終確認した後で、出荷される。




>>出口がシングルに設定されたステンレスマフラー。メインパイプ、テールパイプ径ともにφ70㎜とφ80㎜を設定。サブサイレンサーを大きく取り、メインサイレンサーは細身の砲弾タイプ。リアビューをすっきり見せる。野太いが、音量はやや控えめだ。



>>エキマニは低中速域トルクの担保と官能的なサウンドを得るため、ブランチを長く取った6in1レイアウトの等長タイプ。まるで生き物のようなうねりの入ったビジュアルも見どころのひとつ。パイプ径はφ45㎜→集合φ70㎜とφ50㎜→集合φ80㎜の2種類だ。


初出:Nostalgic SPEED 2023年11月号 Vol.39
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

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TEXT : SHINICHI YAMAZAKI/山崎真一 PHOTO : RYOTA-RAW SHIMIZU(FOXX BOOKS)/清水良太郎(フォックス ブックス)  COOPERATION : OS技研

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