フェアレディZオーナーズクラブ「CLUB S30」の工場見学に同行【4】TOMEI、エンジン製作のバーチャル見学会

Nosweb 編集部 2023/07/27

「CLUB S30の工場見学」 最新のチューニング技術を盛り込んだR35やJZX100デモカーも展示され、メンバーの皆さんの関心を集めていた

日本屈指のエンジンビルダーとして知られる東名パワード。50年以上の歴史を誇る老舗だ。今回はそのファクトリーに潜入。
パーツ開発の舞台裏を拝見した。卓越した技術と充実の設備から生まれる逸品の数々から、内燃機関へのこだわりが感じ取れる。

【TOMEIのエンジン製作のバーチャル見学会　東名パワード 内燃機関へのこだわり　Vol.4】

【3】から続く

今回は「CLUB S30」のご好意で工場見学に同行させていただいた。同クラブでは定期的にこうした取り組みを行っているそうだ。


>> 【画像50枚】TOMEIのエンジン製作のバーチャル見学会。2基導入されているコンピューター制御のカム研削盤など。可変バルタイ化により複雑化するプロフィールにも対応する


【TOMEI POWERED　鈴木修二 CEO】

東名パワードの鈴木修二代表。クルマ好きの仲間がいたからこそ、パーツ供給を続けてこられたと語る。今回の工場案内でも自らが案内役を買って出てくれた。






創業当時のエピソードなどを話してくれた鈴木代表。東名自動車の立ち上げにかかわったSSクボの久保靖夫さんも参加。昔の思い出話に花が咲いた。





RB26型やSR20型、EJ20型などのコンプリートエンジンも展示され、そのクオリティの高さにじっくりと見入るメンバーも多数。






バッフルプレート付きのオイルパンも並べられた。車種ごとにいろいろな形状があって面白い。






普段は関係者以外、立ち入り禁止となっている開発室も開放。フローテスターなどの最新設備も整ったこの部屋でさまざまな試作品が開発され、テストを重ねたのちに製品化される。


初出：ノスタルジックスピード vol.022　2019年11月号
（記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです）

東名パワード 内燃機関へのこだわり（全4記事）

関連記事：東名パワード


関連記事：CLUB S30


【1】【2】【3】から続く

text : DAISUKE ISHIKAWA/石川大輔　photo : MOTOSUKE FUJII（SALUTE）/藤井元輔（サルーテ）　cooperation : TOMEI POWERED/東名パワード

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