<旭川>横浜から千キロも離れた当麻町で、生きて、暮らして…|スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第14回 後編(前編・中編・後編)

当麻町の景色:JR石北本線当麻駅。駅前の広場で、しばらくぼーっと、通り過ぎる列車や、学校帰りの高校生や、暮れていく当麻の空を眺めていました。「空が広くないとイヤ !」といつも言っている大貴誠には、最高の場所です

       
生粋のハマっ子? 大貴誠が、
ルーツを求めてレディーバードで北の大地へ上陸!


【 スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第14回 後編】


前・中編から続く

 そして寄り道しながら6時間ぐらいかけて旭川に到着。さすがにへとへとになり、旭川ラーメン食べて翌日から、ご先祖様の足跡をたどるべく、当麻町をめぐることになり、まずは町役場に行ってみることにしました。
 知らない土地に行ったとき、役場に行くことは多いです。観光案内所が併設されてることもあるし、そうじゃないときはパンフレットをもらったり、オススメの場所なんかをきいてみたりするわけです。今回は大貴誠のルーツ探しで、ひいおじいさんの戸籍も調べてみたかったので町役場を訪ねたら、戸籍以外のことでもものすごくいろいろ親切にしてもらいました。

 大貴誠が銀座の有名店で1個何万円もの値段がついているのを見てのけぞったという、真っ黒で大玉の高級スイカ。これが当麻町で生産、出荷されたブランドスイカだったとは知りませんでした。「こんなうまいスイカは生まれてはじめてだ!」と大貴家の人が叫んだというすごいスイカの他、北海道でいちばんおいしい、と役場の人が胸を張る当麻米や、野菜やくだものがたっぷり採れる、広大な田畑が広がっている当麻町。

 大貴誠のひいおじいさんも、ひいおばあさんも、そのまたお父さんお母さんも、横浜から千キロも離れたこの当麻町で、生きて、暮らしていて、そしてその町に、百年以上たって、大貴誠はスバル360に乗ってやってきたのです。この町でどんなものに出会うのでしょうか。 

>>【画像24枚】 おいしいもの:これはエルダーフラワーではないか? それなら摘んでいってシロップを作ろうかと見入る(あとで調べたら違いました。摘まなくてよかった)など



>> 名物「でんすけすいか」:特別に「でんすけすいか」の選果場を見学させてもらいました。厳密な糖度測定、選別、箱詰めまで自動でこなすハイテク機械にびっくり。吸盤で運ばれるスイカの姿もユーモラス。






>> 試食させていただきました。甘くておいしい! 皆さんで記念撮影。




>> 名物「でんすけすいか」:帰りには「道の駅とうま」に隣接するJAとうま農産物直売所で、新鮮なトマト、トウモロコシ、メロンをどっさり、そしてでんすけすいかも立派なのを1つ買って家に送りました。町役場の皆さん、選果場の皆さん、ありがとうございました!

PROFILE/大貴 誠(だいき・まこと)


OSK日本歌劇団・元男役トップスター。ノスヒロをむさぼり読んでいた日本で唯一の歌劇スター。2010年夏、念願のスバル360を入手。このクルマと一緒に日本中を旅する予定。詳細はノスヒロ2011年4月号に載ってます。

初出:ノスタルジックヒーロー 2013年 10月号 Vol.159

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.14(全3記事)

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前編・中編から続く

text: RUEKA AOKI /青木るえか photo: RUMI MATSUSHITA /松下るみ

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