一年の無事を祈って懐かしいお山で安全祈願|スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第35回 前編(中編・後編)

       
可愛いレディーバード。日頃の手入れと安全運転、
そして念には念を入れて神様にも安全をお願いしました。
【スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.35 前編】

 大貴誠は子供の頃、登山好きなお父さんに連れられて、というより引っ張られるようにして毎週のように神奈川県にある大山に登っていたそうです。あの大山阿夫利神社のある、大山。

 大山阿夫利神社は「車両交通安全」のご祈とうもやっています。そういえばクルマのおはらいとか、やってもらったことがない。じゃあ、レディーバードの初めてのおはらい(「はじめてのおつかい」みたいだ)を、子供の頃にさんざん登らされた大山阿夫利神社にお願いしようじゃありませんか。

 横浜市内の自宅から大山まではクルマで1時間ちょっとですが、大貴誠はそんな簡単な行程にはしません。
「大山道っていう、江戸時代から大山詣りの人が通る道があるみたい。三軒茶屋にその大山道の石碑があるの」

 東京・三軒茶屋に用事で出かけたら、上にお不動さんの載っかった石碑を見かけて、ふだんからなぜか不動明王が好きな大貴誠は「これはいったいなんだろう」と思ってたんですって。それが「大山詣り」をすることになって道を調べていたら「ピーン!」とつながったというわけです。大山詣りは当時大流行して、大山道もいくつものルートがあり、そのうち三軒茶屋の石碑があるのは大山道青山ルート。ということで注目のその石碑からスタートしました。


>>【画像27枚】三軒茶屋の国道246号線が世田谷通りと分岐するところの大山道の石碑など



●現代の大山道
東急電鉄・三軒茶屋の駅を上がって、国道246号線が世田谷通りと分岐する三差路のところに大山道の石碑があり、ここからスタート。三軒茶屋は元は大山詣りや多摩川行楽の人たちがひと休みする茶屋が三軒あったからだとか。その後はいかにも246らしいポルシェの後ろなど走りながら、道はいつしか懐かしいような大山の景色になっていきます。







PROFILE
大貴 誠(だいき・まこと)
OSK日本歌劇団・元男役トップスター。ノスヒロをむさぼり読んでいた日本で唯一の歌劇スター。2010年夏、念願のスバル360を入手。このクルマと一緒に日本中を旅する予定。詳細はノスヒロ2011年4月号に載ってます。


中編に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2016年12月号 Vol.178
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.35(全3記事)

関連記事: スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅

関連記事: レディーバード

関連記事: スバル 360

text: RUEKA AOKI /青木るえか photo: RUMI MATSUSHITA /松下るみ

RECOMMENDED

RELATED

RANKING