【激低トラッドサニー】90's独特の味わいを現代流にリファインしたハイドロ風のエアサスも見逃せないサニーカリフォルニア!!

激低車高&USセントラ後期の顔面を装着した通称“トラッドサニー”ことB12サニー

       
“トラッドサニー”で挑む
ネオ・トラディショナル深化形!

【画像7枚】ハルトゲ風デザインのレアな絶版リム、激低を担うハイドロ風のエアサスなど、ネオ・トラディショナルなサニー カリフォルニアの全貌はココを見よ!!

通称“トラッドサニー”ことB12サニーといえば、’90年代のUSカスタムコンパクト黎明期からニッチな人気を得てきたハチマル車。
その往年の美学をリスペクトしつつ、現代感覚のネオ90’sスタイルを表した意欲作が、若手オーナーが作り上げたこの’89年型サニーカリフォルニアだ!

黒を基調としたエクステリアは、US輸出版セントラ用を移植した顔面に加え、ゼノンのフロントスポイラーやヴィタローニミラーを筆頭に、レアな絶版パーツを内外装に投入。
それでいながら90’sの完コピではなく、当時的なエッセンスを取り入れたオリジナリティ重視があえてのウリだ。
エアサスでの激低車高も懐古ノリとは一線引いたアプローチ。
平成生まれの若手オーナー流のオールドスクールカスタムとして、実に目を見張るものでありマス!!



>>レトロな味わいのステアリングは、’80年代の欧州コンパクトレーサーを牽引したドイツのKAMEI(カメイ)製。ダッシュ下の車高調整スイッチはトグルレバーが実にハイドロっぽい♪


>>マフラーチップは90’sユーロカスタムで人気だったモンザ製。元はデュアル型だったのをシングル形状に加工し、内側はブルーでペイントしている。リアバンパーにはBMWのサイドマーカーを装着する。


>>コンチネンタル195/45タイヤを組み合わせた16インチアルミは、’90年代物のアメリカンレーシング製。当時のマイナーモデルだが、昔のスタイルの模倣より、現代の感性を重視した逸品だ。


>>窓をフルスモで引き締めたエクステリアは、ブルーのピンストやフェードペイントで黒一色のボディにメリハリをプラス。ドアモールを取り去ったのも端正なサイドビューの演出に一役買っている。


>>現代的ロワードとして取り入れたエアサスは、前後ストラットの足回りを持つB12系サニーにもボルトオン対応するKスポーツ製だ。


>>ラゲッジ下にヒドゥンされた構成パーツは、ハイドロ風のレイアウトにするなど凝りまくりっ!


>>ビッグバンパーのほか、ライトやグリルも国内B12サニーと異なる形状を持つ、USセントラ後期の顔面を装着。ブルーの差し色がCOOLなフロントスポイラーは、90’sを風靡したアメリカのゼノン製で、ワゴン用は存在しないため、セダン用エアロの一部のみを移植している。


『カスタムCAR』2016年12月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:サニー カリフォルニア/1989年型
SOURCE:ACE AUTO MOTIVE、THE NEW DAYS、Quest auto mobile

PHOTO/編集部 TEXT/コンヒデキ

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