【日本で1000台販売の限定車を強烈カスタム!!】“GTIピレリ”を圧巻のワイドボディ化で魅了する走りのホットハッチ見参!

フェンダー肥大化がひと目で伝わる迫力のリアビューを実現するVW・ゴルフⅤの限定車“GTIピレリ”

       
志の高きオバフェン一点主義で
かぶらない無二の愛車を極める!

【画像8枚】確かな走りを両立した迫力のワイドボディ、GTIピレリありきで他を圧倒する純正+αの過激オバフェン美など、1000台限定販売のレアマシンのスタンシーな姿はココをチェック!!

VWゴルフ好きが一目置く特別限定車といえば、ゴルフVのモデル末期に限定リリースされたフランスのピレリタイヤとのコラボレーションモデル“GTIピレリ”。
専用エアロやシートのほか、ターボやECU、内燃機にもファクトリーチューンの手が入った走りのホットハッチだ。

日本で1000台がリリースされるやいなや、スペシャルな魅力のトリコになり、新車で購入し、以来相棒とするのが今回のオーナー。
その玄人受けのレア車に一途なオーナーが長年抱いてきた“他を魅了する圧倒的な個性”への想いと憧れ、オンリーワンの愛車としての心機一転を込めて、ブリッと張り出した圧巻のワイドボディ化を実施し、既存のユーロメイクとは別次元のインパクトをアピールしている。

ディープコンケーブが魅力的な20×10J前後通しの、ワーク・ ジーストST1が、余裕しゃくしゃくで足元美を発揮するオバフェンありきの豪快スタンスは、福島のショップ「フェッセル」で、脳裏に描く理想型をまんまカタチにしたワンオフメイドの妙。

フロント60mm/リア70mmのファットな出幅のもと、純正のエアロバンパー&サイドステップの造形にマッチさせた作り込みで、GTIピレリ持ち前のシルエットを生かした無二のグラマラスフォルムが最大のカナメだ。

その一点豪華な手数は、メーカー製チューンドカーの走りをスポイルしないように、無理なく生足シャコタンを実現するというテーマによるもの。

足回りもカーヴェー車高調を筆頭に手を入れるも、脚の根幹はイジらず、あくまでも走りを追求したジャーマンコンパクトのポテンシャルをスポイルさせていないのがポイントなのだ。

常識外の低さやハの字に頼らない、攻めのインパクトをモノにした異色の正統派ここにアリっだっ!



>>ファクトリーチューンで230馬力を発生するピレリ専用の2.0ターボエンジン。APR製のECUキットやニュウスピードのP-Floインテークなどで、特別な高性能をさらに向上している。


>>GTIピレリの意匠を崩さぬよう、ワンオフマフラーは純正バンパーの開口部に合わせて製作。チタンエンドはゴルフ用で合う社外品がなく、レガシィ用のHKS製を加工流用した。


>>オバフェンに負けない力強い足元を求め、10Jから選べるディープコンケーブ仕様のワーク・ジーストST1の20×10JをIN25の前後通しでセット。リアのみ25mmのワイドスペーサーを装着する。


>>ピレリとのコラボを物語る、レアな特別限定車の証が、実はシートにあり。座面をよく見ると、エンボス柄の模様がちゃんとピレリタイヤのトレッドパターンで描かれているのだ♪


>>迫力のオバフェン仕様は、ワイドトレッド化による安定感のある走りの副産物を両立。なお、車高調はカーヴェーのVer.1で、下回りはタワーバーと同じarc製のロワブレース装着でボディ剛性を強化している。



>>リア70mm拡張のフェンダー肥大化がひと目で伝わる迫力のリアビュー。ビス留めには背を向け、鈑金を駆使したワンオフの丸オバフェンで、GTIピレリ専用の純正エアロパーツと一体化したフェンダーラインを見事メイクした。オーナーの熱意はもちろん、製作ショップ「Fessel」(フェッセル)の技術とセンスも素晴らしい!!


>>シブめなガンメタカラーのオバフェンボディにメリハリを与えるべく、グリルやエンブレム、スポイラーのフチをペイント&カッティングのコラボで鮮やかなイエローのアクセントをプラスしている。


『カスタムCAR』2016年2月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:VW・ゴルフⅤ/2008年型
SOURCE:Fessel

PHOTO/編集部 TEXT/コンヒデキ

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