【懐かしの1台とコーヒーブレイク】異色のハッチバックをちょいアウトドア仕様に♪

       
コンパクトなコンロとポット、イスにテーブル。それほど荷物は多くないから、バンを使うほどではない。そんなとき、お供として駆り出したいのがニッサンのエクサキャノピーだ。

’90年代にはハイテックやローライダーのベースとして、局地的な人気を集めていたことを記憶している人も多いのではないだろうか。
しかし、シューティングブレイクというボディ形状のため、販売台数は伸び悩み、敢えなく1世代で姿を消した孤高のモデルでもある。

要は、不人気車の代表格ながら、カスタム好きアラフォー世代にとっては懐かしの1台というわけだ。

そんなエクサキャノピーに往年のキャスト版ボイドを組み合わせ、復刻版ランクル70純正のベージュでオールペン。
不要なリアシートは取り外し、ウッド張りでラゲッジを拡大。
2シーターとして割り切って、そこに荷物を積み込めば、絶景を求めたコーヒーブレイク用シューティングブレイクの出来上がり♪

日々の疲れを癒すリラックスタイムには、1杯のコーヒーは欠かせない。
そんな最高のコーヒーを、最高のロケーションと最高の相棒と一緒にいかがだろう。

【写真6点>>アラフォー世代必見! エクサキャノピーのすべてはココから】


>>ローストした豆の香りには潮の香りが最高のスパイス 。広大な水平線を独り占めできる贅沢なロケーションをエクサキャノピーと一緒に嗜む。


>>ボディカラーは、復刻版ランクル70純正のベージュでオールペン。


>>北米日産のデザインセンターで設計されたエクサだけに、開放感あふれるTバールーフがスタンダード。


>>ステアリングも’90年代定番のレカラ・エレガントⅡをセットして、当時を知る大人にささるメイクを実施。


>>本来は4シーターながら使い勝手の悪いリアシートは取り外しラゲッジを拡大。それに伴いフロアをウッド張りに変更することでちょっとした荷物も気軽に積めるようになる。


>>’90年代を代表するカスタムといえばハイテック。その代名詞的存在だったボイドは今や懐かしのアイテムだ。中でもキャストシリーズは廉価版として多くのファンが手にしていたハズ。あえてビレットではなくキャストを選んでいるあたりも、リアルな90’sを意識したコンセプトワークに従ったチョイスである。

『カスタムCAR』2018年2月号掲載
BASE CAR:エクサキャノピー 1989年型
SOURCE:T-STYLE Aout Sales

PHOTO/佐藤亮太 TEXT/渡邊大輔

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