江戸丸 仕事に支障のないボリューム感で華やか満点仕上げ!

華美でシートキャリアは遠目からでもインパクト十分!

       


アートプランニング遊魔が腕を振るった秀作パーツで、アトラスを美しく飾り上げた。全身を彩るヤマヨシのアンドンも、その華やかさを一層際立たせている。

しかしそのスタイルは、仕事車としての使いやすさを追求しており、各パーツのサイズや張り出し量も、緻密に計算されたうえに数々の経験を踏まえた結果導き出されている。

キャブを飾るバイザー&ミラーステー、可動式の舟型バンパーは、張り出し量をほぼ統一。狭い路地で邪魔になる部分がないように配慮されている。ミラーステーとバイザーには菱抜きデザインがあしらわれ、統一感も見事だ。

また、2段ハチ巻きマーカーやミラー文字アンドンを奢る鳥カゴ型シートキャリアは、十分な高さを持ち存在感バツグンだが、根太上げされたボディとキャブ上の空間を絶妙にバランスをとる役割をも担っている。一方、段間に名文句アンドンをセットしたサイドバンパーや、そこから自然に流れていくRの付いたリアバンパーなど、荷台回りにも見どころを多数用意。そのほか、ドアからフロントへ流れる2段回しの手すりパイプや、ブラックアウトしたアイラインで表情を変えた顔面など、細部にも巧みの技が光っている。

【写真8点】これぞ仕事車の機能美。

カミオン2012年11月号トップアートをもとに再構成

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