綋華丸vs有紀姫丸 家族ぐるみでアートライフを満喫する名コンビ!

競演、共演、協演、饗宴……。「アートが絆のすてきなライバル対決! ザ・ライバルバトル」コーナー。2009年5月号では、関東スタイルを独自に昇華させた気鋭の平ボディ車だ。

       

目指すは中京エリアを代表する平ボディ!

紘華丸さんと有紀姫丸さんは、三重県を拠点に愛車の平ボディでオリジナリティ豊かなアートアップを展開する気鋭のトラッカーだ。

有紀姫丸さんの弟さんを介して、5年ほど前に知り合ったというご両人。ともに平ボディ乗りということもあってすぐに打ち解け、以来、友情を深めてきた。

「当時は軽くメッキを付ける程度でしたが、紘華丸くんに会ってからは、一気に飾りに火がつきました。相談に乗ってもらったり、パーツを分けてもらったり、ずいぶんと助けてももらいました。もし彼がいなかったら、ここまで飾ることはできなかったと思います」。

一方「有紀姫丸さんのクルマは最初からずっとみてますが、日増しにカッコよくなっていくので驚かされています。たまに会うと、いつも『次はどういじろうか』という作戦会議になります。ライバル意識? ぼくの周りで、気合入れて平ボディを飾っているのは有紀姫丸さんくらいですから、意識がないとはいえないですね(笑)」。

休日に一緒に洗車をしたり、家族ぐるみでイベントに出かけたりと、プライベートでの付き合いも良好だ。

「紘華丸くんは、まじめでがんばり屋で情にも厚い。しかも、仕事をしながらあれだけ飾ってる。これからも東海地区を代表するような平ボディを一緒に作っていきたいですね」。それに対して「有紀姫丸さんはいつも楽しくて、ムードメーカー的な存在です。ぼくもいい意味でムードに乗せられながら、飾りを頑張っていきたいと思います!」とのこと。

今後もまだまだアートアップを展開していく予定のおふたりだが、どうやらそのモチベーションを支えているのは、お互いの存在があるからのようだ。




傑作画と秀作パーツ群が豪華に競演する注目車!

紘華丸さんが駆る愛車は、硬派なパーツ群と華やかなペイントで観る者の驚嘆を誘う秀逸な平ボディ。中京エリアで一目置かれている人気車だ。 菱抜きデザインで統一した平型バイザー&コの字型ミラーステーや、十分な張り出しを誇る舟型バンパーなど、キャブ周りには存在感のある大型パーツをバランスよくコンビネーション。

また、弁当箱やウイングマーク、カラフルな安全窓&寝台窓など、ディテールにもツウ好みなアイテムを積極採用して、絢爛豪華さをアピールしている。

また、荷台周り最大のみどころは、アオリ3面を彩るすずき工芸の波絵。躍動的な筆致と繊細なカラーリングもさることながら「大和男児」や「怒濤」と刻んだすずき文字も雰囲気満点!

プロテクター前面を彩る美しいエッチングステンレスも注目のビューポイントだ。今後はハシゴやリアバンパーの装着を視野に入れつつ、理想のスタイルを目指していくという。




’80年代をイメージした美麗スタイルを構築中!

840ベースの平ボディは「古きをたずねて新しきを知る」をテーマに、全身を’80年代テイストでアートアップした注目車だ。 キャブ周りの目玉となる特大のシートキャリアは、ウロコステンレスの美しさもさることながら、最上部の3段ハチ巻きマーカーが大きなみどころ。レトロなムードを演出する3枚のアンドンも見応え十分だ。

また、キャブトップを彩る平型バイザー&菱チップ仕様のミラーステー、精悍なラッセルバンパー、しぼりパイプ製のハシゴなど、各種大型パーツは迫力満点。そのほか、フロントパネルに配した弁当箱や山型アンドン、ドア周りに採用した丸型ドアバイザーや手すりアートなど、随所に散りばめたレトロアイテムが抜群のアピール度を誇示。

今後は、アオリ3面にすずき工芸のペイントを入れるほか、アンダーパートに手を加えるという。 「いつも理解してくれるヨメさんに感謝です!」。

【写真8点】硬派な平ボディの粋で華やかなディテールメイク。

カミオン2009年5月号ザライバルバトルをもとに再構成

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