二代目明日香丸 前衛フォルムの鏡面パーツ群でスタイリッシュさ満点の秀作いすゞエルフ

カミオン編集部 2023/08/06

神奈川県湘南地区を拠点に活動するオーナーが手塩にかけている2tダンプは、ワンオフで仕立てた鏡面パーツを中心に、全身をスタイリッシュに飾り上げた注目車だ。

　　　　　　　

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2t車クラスとしては大きめのスケールで作られたワンオフパーツ群は、前面に6角LEDランプをインストールしたフロントバンパーが抜群の存在感を示すほか、キャブトップには、角おこしパイプ3本仕様のミラーステーや平型バイザー、9連で配した6角キャブロケットなど、高精度なワンオフパーツを豪快にラインナップ。

ウイングマークを前面に重ねつつ電飾ボックス化を図った巨大バスマーク（内側には蛍光灯をインストール）も見応えのあるオリジナリティを振りまいている。

そして、荷台周りの目玉となるのがプロテクトップだ。メインアンドンを収めたボックス側面に鋭利なスリットをあしらうほか、ボックス上方には2段LEDマーカーや、ストロボを収めた6角ロケット9発などを組み合わせて、圧倒的な量感と存在感を誇示する。

また、鏡面アオリの下方には、巨大スリットを備えたサイドバンパー（スリットにはLEDを仕込んでいる）、リア下周りには10連角テールボックスを装着するなど、ボトムセクションにもしっかりみどころを用意している。

なお、プロテク背面とケツブタには、オリエンタル調のアートフィルムを採用。雄渾な筆致と卓抜のカラーセンスで観る者の視線をクギ付けにしているが「近いうちに“徳川家康”をモチーフにした作品にリペイントする予定です」。どのように変貌を遂げてくれるのか、大いに楽しみだ。

【写真7点】車格以上のスケールで製作されたアートパーツ群。

カミオン2008年6月号トップアートをもとに再構成

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