衣美姫丸 独創的なモダンパーツを過積載した北の大地の超絶アートローダー日野クルージングレンジャー!

仕事や趣味でこのセルフローダーを活用している北海道在住のオーナーは、自動車&中古部品販売会社の経営者。4年ほど前に知人の影響でパーツを付け始めたところ、またたく間にアートの魅力と楽しさに取りつかれ、以来、アートアップを続けてきたという。

       



「派手さを重視しました」という言葉どおり、全身にはモダン志向の個性派パーツを満載している。なかでもキャブルーフに搭載した全長約2m30cmのロケット×4発は迫力満点で、このクルマのスタイルを象徴する目玉パーツとなっており、両端の巨大タイプにいたっては直径38cmの大径を誇る。

2段平型バイザーや、十分な張り出しを誇る3本ミラーステーとともに、キャブトップに圧倒的なインパクトを植え付けている。また、アンダーセクションを席巻するラッセルもどしバンパーも、ボトムエンドにストロボ内蔵の筒出しステンレスを並べたり、天板に極太フラッグポールを組み合わせたりと、他車の追随を許さない斬新なルックスをアピールしている。

なお、各パーツにコンビネーションしたアートマジック・ザ・グレート製のアンドンは、華やかなデザイン&カラーリングで人目を引きつける秀作で、随所に流したピンクのリレーマーカーとの相乗効果により、きらびやかなナイトシーンを演出する。

そのほか、プロマイド写真を読み取りつつ“ペイントロボ”がエアガンを吹いたプロテク背面のペイント(われらが文太兄ぃ!)や、赤と青の2色を用いた前後ホイールマーカー、フロントパネル両脇に配した筒出しアンドンボックスなど、ディテールにもみどころが目白押し。

「今後はバイザーをリメイクする予定です!」というから、進化はまだまだ止まりそうにない。本沢さんのアートに対する意欲に期待大だ。

【写真8点】他車の追随を許さない斬新なルックスとモダン志向の個性派パーツ。

カミオン2008年2月号トップアートをもとに再構成

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