トップアート 鏡面パーツと電飾の二刀流で超絶スタイルを加速させる過激車 五代目勝龍丸

5段ハチ巻きのシートキャリアと筒出しをズラリと並べた平型バイザーが圧巻のトップパート。大型のキャブロケットも存在感満点!

       



このクルマでアート車を手掛けるのは5台目。ベース車は一見箱車のように見えるが、実は平ボディのクレーン車だ。キャブと荷台の間にはブームが隠され、時にはこのクルマで仕事をすることもあるという。

飾りは昔からとにかく電飾が好きで、たとえ電球が暗くなってもたくさん付けたい。そんなスタイルを続けてきた。「今はLEDがあるからいいよね」という言葉にも長いキャリアがにじむ。 筒出しを多用したスーパーアートが特徴な五代目勝龍丸。今回はボディセクションを大幅にカサ上げしアートアップ。

箱車然とした最上部には巨大なロケットが鎮座。側面には色鮮やかな原口工芸のアンドンを構築するほか、前後端にはLEDが仕込まれていることは言うまでもない。

さらに煙突マフラーはストレートタイプから折り加工されたものへとリメイクされた。中段に備わっていた計20発の丸テールは上部へと移動され、左右ロケットの間には6角筒出しとニックを刻んだアンドンを備え絢爛豪華な装いを披露している。なお、これらパーツの多くがハンドメイドだということも驚きで、オーナーのアートにかける情熱は尋常ではない。

各所の写真6枚

カミオン2014年7月号をもとに再構成

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