トップアート 奇をてらわずにオーセンティックな美を追求する美麗青果便 拳正⚪︎絵侑姫

美しくも力強い造形を誇る鳥カゴ型キャリアは、前面に配した3枚のアンドンや3段ハチ巻きのマーカーが見どころ。

       



長野〜東京を走る320ベースの拳正○絵侑姫(けんせいまるえゆうひ)は、高品位な鏡面パーツを中心に、センス満点のアートアップを展開する美麗やっちゃば便だ。

3段ハチ巻きの鳥カゴ型キャリアを筆頭に、精悍なフォルムを披露するキャデラックバンパー、前面に2列でマーカーを並べたバイザー、菱抜きデザインをあしらったミラーステーなど、キャブ回りには見応え満点の大型パーツ群が目白押し。

パーツ製作は、オーナーが全幅の信頼を寄せるアート工房YOUが担当する。また、蛍光レッドにこだわったミラーアンドンも注目のビューポイント。落ち着き払った紺ボディとのコントラストも申し分なく、周囲にエレガントで存在感のある雰囲気をアピールする。

一方のボディ回りは、ウイングとアオリを上下均等割りした個性的な造りボディが異彩を放つほか、波板に刻んだ欧文やリア観音扉を彩るウロコステンレス素材も見る者を魅了。サイドからリアにかけて美しく流れるバンパーラインやSSクラフト製のバスロケットなど全方位に見どころを用意する。

「キリがないのはわかっていますが、グリル回りのリメイクだけは実現させたいです」とアートへの意欲を燃やす。

各所の写真6枚

カミオン2014年7月号をもとに再構成

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