トップアート 豪快なパーツと箱3面ペイントで彩るガンダムルックな箱車 龍翔丸

花魁を描いたリア観音扉は、見る者の驚嘆を誘うに十分。ボリューミーなリアバンパーは、その中央に特大の8角筒出しテール×3発をセット。上方両サイドに配した筒出し×16発との相性も抜群だ。

       



福岡県在住のオーナーが駆る龍翔丸は、迫力満点の個性派パーツと硬派な箱3面ペイントで全身を完全武装。見る者の驚嘆を誘う会心のフルアート車だ。 キャブ回りには、長さ1800mmを誇る6角キャブロケットを筆頭に、角パイプを基調とする芸術的な平型バイザー、立体造形美を誇るミラーステーなど、他車と一線を画す超絶パーツが目白押し。

キャブボトムを席巻するラッセル戻しバンパーは、天板左右から伸びるフラッグポールや、ナンバーボックス上に備えた「ダイヤモンド×球体」をイメージした友人作のオブジェが見応え満点だ。 一方の箱回りは、竹本モータースが手腕を振るった箱3面画が見どころで、箱側面で躍動する龍と虎は、オーナーの息子2人の名前にちなんだもの。

また、リア観音扉にはツウ好みな花魁をペイント。繊細なタッチと色彩センスで、周囲に妖艶な雰囲気をふりまいている。そのほか、蛍光灯を忍ばせたサイドバンパーや、筒出しを多投したリア下回りなど、ボトムセクションにも多数の見どころを用意している。現在、バスロケットの搭載やバイザーのリメイクを検討中とのことだ。

各所の写真はコチラから。

写真:岡崎雄昌

カミオン2014年2月号をもとに再構成

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