本日から予約受付開始! 新たなロードスター時代の幕開け。大幅改良に加えビンテージスタイルの新グレードも設定。2024年1月中旬ごろ発売予定

ボディーカラーの新色としては、「エアログレーメタリック」が追加。ソリッドカラーノような鮮やかさと、メタリックカラーならではの陰影感をバランスさせた色になっている。

       
マツダは2023年10月5日、同社のアイコン的存在ともいえる、マツダ ロードスターの大幅改良を発表。併せて同日より、全国のマツダ販売店での予約受付を開始した。

【画像44枚】4代目市場最大の改良。「人馬一体」の走りを追求し進化したロードスターがこちら

マツダ ロードスターは、1989年に初代が登場し、現在販売されているモデルは4代目にあたる。近年、フルモデルチェンジによる5代目ロードスターの誕生も囁かれていた中での、今回の発表となった。

今回の改良は、「モア・ロードスター」を合言葉に、現代に求められる新たな安全法規に適合しながらロードスターらしさを追求し、「人馬一体」の走りの楽しさをさらに高めるものとなっている。

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)とスマート・ブレーキ・サポート[後退時検知機能(SBS-RC)]の新採用や、マツダコネクトの進化など、最新の先進安全技術やコネクティッド技術を搭載し、より多くの人が安心してロードスターを選ぶことができるように進化している。

MRCCの搭載については、マツダ社内で以前から構想があったものの、実現は容易ではなく、今回最新のレーダーを投入することによって、美しいロードスターのデザインを阻害することなく、MRCCの搭載が可能となった。

今回の改良で最も注目すべきは、ダイナミクス性能の進化だ。新開発の「ASYMMETRIC LIMITED SLIP DIFFERENTIAL(アシンメトリックLSD)」が採用。加速・減速時のデファレンシャルギヤの差動制限力を変化させることで、クルマの旋回挙動を安定し、電動パワーステアリングおよびエンジンパフォーマンスフィールの進化とあわせて、ロードスターならではの軽快な走りがさらに追求されている。

また、MT車にはサーキット走行に最適化したダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)の新制御モードである「DSC-TRACK」が追加。スポーツ走行におけるドライバーの運転操作を最大限に尊重し、ドライバーがコントロールできないような危険なスピン挙動に陥った場合に限って制御が介入する。

デザイン面では、「裏切らない進化、上回る進化」を合言葉に改良が施されている。デイタイムランニングライトが変更され、目元にスポーティーな軽快さがプラスされるとともに、遠距離からでもロードスターの個性が際立つ仕様となっている。テールランプは、ロードスターの伝統である丸目のメッセージはそのままに、立体感がプラスされ、より鮮明な印象を感じることができる。

インテリアでは、8.8インチのセンターディスプレイが新たに採用されたほか、メーターとナビにも改良が施されたことで視認性が向上している。

また、往年のライトウエイトスポーツを彷彿とさせるビンテージスタイルを提案する「S Leather Package V Selection」が新たに追加。上質なレザーを使用したスポーツタン内装と、ベージュ幌が設定され、クラシックかつ上品な、大人のゆとりあるロードスターライフが提案されている。

ボディーカラーの新色としては、「エアログレーメタリック」が追加。ソリッドカラーノような鮮やかさと、メタリックカラーならではの陰影感をバランスさせた色になっている。

今回の改良に伴い、グレード体系の見直しが発表。より検討しやすいグレード体系に変更され、グレードごとに世界観を際立たせ、選ぶ楽しさがさらに高められている。

4代目としては最も大きな改良が施されたロードスター。価格はソフトトップモデルで289万8500円(税込み)〜367万9500円(税込み)、リトラクタブルハードトップモデルで379万6100円(税込み)〜430万8700円(税込み)となっており、現在予約受付中。発売は2024年1月中旬ごろが予定されている。


>>往年のライトウエイトスポーツを彷彿とさせるビンテージスタイルを提案する「S Leather Package V Selection」が新たに追加。


>>デイタイムランニングライトが変更され、目元にスポーティーな軽快さがプラスされるとともに、遠距離からでもロードスターの個性が際立つ仕様となっている。


>>インテリアでは、8.8インチのセンターディスプレイが新たに採用されたほか、メーターとナビにも改良が施されたことで視認性が向上している。

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