旧車オーナーのガレージ道楽 04【3】まるで立体駐車場のように油圧で上下するリフト。ハコスカとスプリンタートレノを保管

ハコスカと同じゴールド×ブラックのカラーリングが採用されたスプリンタートレノ。こちらも富士や筑波サーキットでの走りと街乗りを両立させたストリートチューン仕様だ

約3年の構想を実現させ、自宅にマイガレージを新築したオーナー。本業の技術も生かされたガレージは、天地スペースを増築することで容積を拡大。さまざまな創意工夫が施された夢の空間なのである。

【旧車オーナーのガレージ道楽 04 Vol.3】

【画像30枚】ベンドパックの四柱カーリフトはオプションとしてエアジャッキも用意されている。これを使えば車体をジャッキアップできるので、タイヤ交換はもちろん、サスペンションやブレーキ、下まわりの整備もできる

そのようにして、空間を縦に広げることに成功したオーナー。今度はそのゆとりを最大限に生かすべく、まずはアメリカのメーカーであるベンドパック製の四柱リフトを導入。油圧で上下するリフトに車両を載せれば下回りの整備ができるのはもちろん、立体駐車場のように車両2台分の駐車スペースを確保することができる。

そこにハコスカと、もう1台の愛車であるスプリンタートレノを保管。街乗りとサーキットを兼用するというコンセプトは両車共通しており、できることは自分でやる主義のオーナーにとっては、その2台を整備したりセッティングしたりするためのスペースが確保できたことが、何にも代えがたい喜びとなっている。
【4】に続く

>>ジャッキアップしてタイヤ交換を行うオーナーのオーナー。リフトでの作業もすっかり手慣れたものである。

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初出:ノスタルジックスピード vol.024 2020年4月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

旧車オーナーのガレージ道楽 04(全7記事)

TEXT:HIDEO KOBAYASHI/小林秀雄 PHOTO:MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ) COOPERATION : MIZUKAMI AUTO/水上自動車工業

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