カーナビもドライブレコーダーも、クルマの便利な機能が一体化! 会話するドライビングパートナー「NP1」とは【前編】

       
コロナウイルス感染拡大の影響を受け、大規模なカーイベントも自粛・縮小を余儀なくされてきた、「失われた3年間」。ようやく、政府もイベントの制限を大幅に緩和したことで、活気が戻ってきた。
日本最大級のクラシックモーターショーである「ノスタルジック2デイズ」(N2d)にとっても、久しぶりのフルスペック開催となった2023年。お馴染みの会場となったパシフィコ横浜は、オープン前から長い入場列ができるほどの大盛況。来場者それぞれがお目当てのブース、クルマ、グッズ、ステージなどに向かった。


乗用車の先祖ともいうべき「オートサンダル」という1950年代の車両や、有名人所有のクラシックカー、各誌の表紙を飾ったクルマなどの特別展示にも注目が集まったが、ショップやパーツメーカーのブースも、人だかりができるほどの人気ぶり。

その中で、「パイオニア」がN2dに初出展し、新製品を装着したRX-7(FC3C)のデモンストレーションカーを展示した。



パイオニアといえば、クルマ好きには「カロッツェリア」ブランドで知られる総合メーカー。最新のエレクトロニクス機器を得意とするため、N2dに並んでいるような車両との親和性がイメージしにくいかもしれないが、今回パイオニアが出展したのは、2022年にデビューした新しい車載器「NP1」を広く知ってもらうため。


このNEWデバイスを一言で表現すれば、「クルマ専用の小型パソコンorスマホ」といったところ。パッと見は少し大きめのドライブレコーダー風だけど、このボディに各種センサー、マイク、スピーカー、前後カメラをインストールした「世界初のAI搭載通信型オールインワン車載器」なのだ。メイン機能は「通信型ドライブレコーダー」「監視セキュリティ」「音声ナビ」となるが、他にも無限の発展性を秘めている。


なんといってもNP1はオールインワンボディなので、スマートかつ取り付け性に優れている。カーナビもドラレコも付けたいと思うと、そもそも旧車だと2DINのスペースがなかったりする場合も。それに、室内がデバイスだらけに埋め尽くされてしまうと、せっかくの旧車の世界観も崩れてしまう。


その点、NP1は電源もシガーソケットから取り出すことができるシンプル設計(※駐車中衝撃通知機能など、すべての機能を使うためには別売りの駐車監視用電源ケーブルが必要となる)。
今回の展示車、FC RX-7カブリオレのように、オープンカーでもフロントウインドーへピタッと設置するのみだ。

それでは、気になるNP1が、実際どんなことに使えるのか?を検証してみよう。



<クラウド保存できるドライブレコーダー>

「いざという時のため」に装着する人が急増中のドライブレコーダー。でも、何か起こらなければ映像を確認することもないし、その「いざ」の時にSDカードにきちんとデータが記録されていないとか、自動上書きで消去されてしまったというトラブルもあるらしく、こうなっては本末転倒。その点NP1は、通常時のSDカード録画に加え、衝撃検知時等に発動するイベント録画においてはクラウドにも自動保存されるので、記録媒体によるエラーとか、うっかり消去などというリスクが低減。いちいちSDカードを取り出してパソコンに接続することなく、スマホでクラウドにアクセスして、必要な映像を呼び出せるのは、緊急時にも助かるだろう。

カーセキュリティとしての機能も考えられていて、たとえばクルマから離れているときに当て逃げされたなんてケースでは、衝撃を検知した瞬間に自分のスマホへ、専用スマホアプリ「My NP1」で通知されるため、「何かあったのかな?」と思えばすぐクラウドで映像をチェック。
また、昨年12月にアップデートされた新機能「マイカーウォッチ」は、ドライバーがクルマから遠く離れた場所に居ても、「My NP1」からリアルタイムでクルマの状況(車室内や車外前方のカメラ映像、位置情報、速度情報など)を確認できるという優れものだ。
NP1はボディ前後に2つの一体型カメラがあるので、1台で、前方・車内・側面・後方の監視が可能だ。さらに車両盗難という最悪の事態でも、位置情報でどこにいるかをキャッチしたり、警告メッセージの発報で犯人を威嚇。万一、NP1本体を外されたり壊されたりしても、その直前の映像データがバッチリ証拠として残されるというのも、クラウド対応型ならではのメリットだ。まさにNP1は、「次世代通信型ドライブレコーダー」と呼べるデバイスになっている。




<ボイスコントロールできる音声カーナビ>

音声案内主体のカーナビゲーションシステムとしても、NP1は有効だ。まるで助手席に、地図を持った有能なナビゲーターが座っているような感覚で、ボイスコントロールできてしまうのだ。

「NP1、東京タワーに行きたい」とマイクに話せば、ルートを検索し、的確なガイドで音声案内。たとえ画面がなくてもドライバーが認識しやすいよう、「3つ目の信号を右です」、「突き当たりを左です」、「左側の車線がおすすめです」のように、きめ細かい音声ガイドだけで十分に目的地へとたどり着ける。画面をチラチラ見ず、運転へ集中できるので、安全なドライブにもプラスの作用があるだろう。

 不慣れな土地だから画面がないと心細い。そんな時は、スマホアプリ「My NP1」を使えば、地図画面も確認できる。ナビの検索エンジンにはカロッツェリアを使っており、その性能も折り紙付きだ。一般的なカーナビを愛用している方だと、初めは音声だけのナビに違和感を覚えるかもしれないが、慣れてくると非常に便利に感じるそうだ。通信型のため、常に最新の地図データを入手できるのもメリットだろう。




<ますます便利に進化し続けるデバイス>

そのほか、「docomo in Car Connect」でNP1をWi-Fiルーターとしても機能させることが可能。ロングドライブに出かける時など、車内でお子さんに動画を楽しませたりと、いろんな場面で重宝しそうだ。(※オプションの有料プランへの申込が必要)

そして通信型デバイスのNP1は、「買ったらそれっきり」で終わらないのもポイント。常に進化し、便利さが加速していくのだ。2022年5月のアップデートでは、「Amazon Alexa」に対応。お持ちの方は、ぜひ車内で有効活用してほしい。本当に手が離せない運転中、「Alexa、音楽をかけて」などとオーダーすれば応えてくれる。
その他に、コエ替えサービスやマイカーウォッチ機能など、定期的にアップデートによる機能追加や改善がなされている。このように、「買った瞬間から古くなっていく」商品ではなく、常にブラッシュアップされて最新のままで使えるのがNP1の強み。すでに使っているユーザーに「どんな機能を欲しているか?」を調査しながら、その進化へフィードバックさせる取り組みも進んでいるそうだ。



<利用プラン>

利用プランはドラレコやカーナビなどと違い、「本体の料金」+「通信+サービス利用料」という、スマホに近いような契約を結ぶ。1年プラン(65,780円)と3年プラン(93,500円)が用意され、クラウド保存、地図データ更新、ドライブコール通話、監視セキュリティ機能、各種アップデートなどをすべて含む料金設定となっている。

昨今、車両価格も高騰しまくっているクラシックカー市場。大事に、また安心して乗り続けるために「ドラレコやセキュリティ付けたいし、ナビの機能もあるといいよなぁ」とお考えの方も多いはず! あなたにとって頼れる専属のナビゲーター&ガードマンを依頼するつもりで、パイオニアのNP1を導入してみてはいかが?

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【後編に続く】
旧車のイメージを壊さずにカーナビ&ドライブレコーダーを追加! 会話するドライビングパートナー「NP1」とは【後編】

photo & text:Wataru Kawanishi/川西 わたる

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