240SXクーペは入手したの? 今回の渡米の成果はどうだった?|師走のカリフォルニアで、せわしないハチマル車探し【3】USDMハチマル日記

2ドアの240SXも女性オーナーのロクマルも

       
USDMハチマル日記

2016年の足音が聞こえてきた12月カリフォルニアに行ってきました。
日本も暖冬で比較的暖かいですがかの地では昼間はTシャツで十分!
カリフォルニア、最高〜!

【 師走のカリフォルニアで、せわしないハチマル車探し Vol.3】

【2】から続く

今回の渡米の成果はどうだった?大忙しの買い付け紀行

 いけが屋が北米からの輸入を始めて10数年。ユーティリタスで継続販売してるランクル60は、アメリカでも希少なクルマになってきました。探してもグッドコンディションの個体は見つからず、価格も高い。そんななか北米らしい240SXやLX450など、ユニークなハチマル車に目を向けてみました。日本に連れて帰れたのは果たして……。

>> 【画像32枚】1オーナー&フルノーマル、オリジナル塗装という希少なS13・240SX。アメリカでは2ドアも3ドアも240SXで、シルビア/180SXのように呼び名は変わらない。KA24&ATのままでも、SR&MT換装でも楽しめる。けれど、商談が折り合わず……

こっちのロクマルの状態は?

 若い女性オーナーの1988年式ランクルは、後期角目の純正ブルー。アメリカンな雰囲気は満点。ですが、東海岸から引っ越してきたという彼女の愛車もサビが浸食。「このランクルはアナタが所有し続けるのがいいと思う」と伝えました。




お目当てのロクマルはどう?

 ベージュ&丸目の1983年式FJ60。内装はキレイなコンディションをキープしていたけれど、シャシー&ボディにはサビがあってNG。ボディは簡易オールペイントされてました。サンディエゴまで150kmくらい走って見に行ったのに空振り。残念賞。





 新車からロサンゼルス近郊のディーラーで整備されてきた上質LX450。革シートや外装の手直しなど、いっぱい手をかける部分はあるのですが、アメリカンなボディカラーは捨てがたい。ということで、このレクサスは小金井に連れて帰り、キッチリ仕上げてあげることに。





 今回もいけが屋スコープがとらえた現地の日本車を数台ピックアップ。初代ブリハイ「4RUNNER」は街に溶け込んでいるところが◎。Z34はアメリカンなパーツ満載でカスタムされ尽くされていて、「アメ車」を強烈に主張。このほかにもたくさん走ってますよ。




 そう言えば、今回はタイヤショップにも行ったのですが、アメリカには日本にないタイヤが数多く販売されてます。日本にはないサイズや、日本ではラインナップされてないスタイル(ホワイトウォールやホワイトレター)なんかも種類が豊富。アメリカンなカスタムにいかが? 

 なんだかとっても駆け足な1週間でバタバタでしたが、「十分に収穫あり!」な今回の渡米。帰国したばかりですが、寒い日本に早くもカリフォルニアが恋しい。「近いうちにまた行くぞ!」と心に誓ったいけが屋でした。

SHOP INFORMATION


ユーティリタス
〒184-0014
東京都小金井市貫井南町1-5-22
TEL : 042-384-7700
営業時間 : 10:00~19:00 定休日 : 火曜日
http://www.utiritas.co.jp/

本文中に登場するMAZDA6は、お客さんがある雑誌を見て、問い合わせ&注文。池谷さんが仕入れてきた「客注車両」。ユーティリタスではそんな北米逆輸入車のオーダーも受付中。




初出:ハチマルヒーロー 2016年 3月号 vol.34
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

師走のカリフォルニアで、せわしないハチマル車探し(全3記事)

関連記事:ユーティリタス池谷社長のUSDMハチマル日記




【1】【2】から続く

text & photo : YUICHI IKEGAYA/池谷祐一(ユーティリタス)

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