ホンダT360、S130フェアレディZ......レトロな紙箱入りダイキャストミニカーのパイオニアから日本車種のみのシリーズが登場

マテル社の日本代理店マテルインターナショナルから「マッチボックス」ブランドの日本車アソートシリーズが発売される

       
1953年に世界で初めてダイキャスト製ミニカーを販売したイギリスのミニカーブランド「マッチボックス」。今なお欧州車を中心としたダイキャスト製ミニカーをリリースしている。
2023年に70周年を迎える老舗から、日本車の海外仕様のみを集めた「マッチボックス ジャパンシリーズ アソート」が発売される。

【画像14枚】マッチボックス ジャパンシリーズ アソートのダイキャストミニカーとそのパッケージ

マッチボックスのブランド名は、マッチ箱を模したパッケージにミニカーを納めて販売したことが由来となっている。
今回リリースされるパッケージもプラスチックを使わない紙箱となっており、1970年代に販売されていたミニカーのレトロな印象を与える形となっている。

シリーズに含まれる6台のラインアップは以下の通り。

ダットサン 280ZX


「ミスターK」「フェアレディZの父」こと片山豊さんの低減で北米市場を意識して開発された初代S30フェアレディZ。海外ではダットサン240Zの名前で販売され、手頃でスタイリッシュな高性能スポーツカーとして、狙い通り北米市場で大ヒット。
その初代に続いて開発された2代目S130フェアレディZの輸出仕様の車名がダットサン280ZXだ。
快適性や安全性も向上し、初代に続いて北米でのヒットを記録。
ミニカーのカラーリングはブラックとシルバーの2トーンに塗り分けられたマンハッタンカラーを再現している。


1962 ホンダ T360


バイクメーカーとしてスタートしたホンダ初の4輪自動車であり、日本初のDOHCエンジンを搭載する量産車として1963年に発売された軽トラックがT360だ。エンジンをシート下にマウントしつつ、フロントタイヤがノーズ部分にあるミッドシップ形式のレイアウトも相まって走りの面でも今なお根強いファンの存在するクルマだ。
ヘッドライトを車体側に残したまま開閉する、実車のフロントフードが再現されたギミックも注目だ。


2004 ホンダ S2000


1998年に発表、1999年に発売された2人乗りのオープンスポーツカー。ミニカーはマイナーチェンジを受けた2003年以降の北米仕様車を再現している。FFを得意とするホンダとしては珍しいFR例敦夫で、X形状の堅牢なフレームによって、オープンカーながら高い走行性能を誇った。
エンジンフードが開き、しっかり彩色されたDOHC VTECの専用F20C2型エンジンも楽しめる。


2022 NISSAN GT-R NISMO


R34スカイラインGT-Rの後継車として、2007年にスカイラインから独立して誕生したR35 GT-R。毎年マイナーチェンジを実施するイヤーモデル制を敷いており、最新型となる2022年のNISSAN GT-R NISMOをモチーフとしたミニカー。NISMO仕様ならではの前後バンパーや大型リアウイングなどもしっかりと再現している。


マツダ MX-30


2020年発売のマツダのクロスオーバーSUV。マツダ初の量産電気自動車として世界に展開している。輸出仕様の左ハンドル車モチーフで、リアドアがフロントドアと逆に開く観音開きドアなど個性的なデザインを再現している。


トヨタ FJクルーザー


トヨタを代表する堅牢なオフロード車ランドクルーザー。2005年に北米で発売されたFJクルーザーは1960年から84年まで販売されていたFJ40ランドクルーザーをデザインモチーフに、当時最新のランドクルーザープラドやハイラックスのフレームやドライブトレーンを流用して作られた、レトロなデザインのSUVだ。FJ40で特徴的だった白いルーフのカラーリングも再現している。



>>マッチボックスの特徴であるレトロな紙製パッケージ


価格はそれぞれ税込み440円で、2022年10月上旬から順次発売されている。
発売元/販売元:マテル・インターナショナル株式会社

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