旧車購入のABC! 購入に先立つお金の問題を解決できる!? 決済手段とは?

憧れのあのクルマに乗りたい! その費用を考える

       
旧車を購入したい! と思っても、まず気になるのが先立つお金の問題だ。
単に「クルマを買う」だけだと思っていると、新車や数年落ちの中古車を購入する場合とは異なる費用がかかってくる。
わかりやすい例としては、初度登録から13年以上経過した旧車は自動車税が、さらに18年以上経過したクルマは重量税が通常よりも高くなるが、もちろんそれだけではない。
旧車と呼ばれるほど時間が経過したクルマは、1台1台状態が異なり、楽しんで乗れるようになるまでにかかる費用も1台ずつ異なってくる。

そんな旧車購入のお金事情について考えてみよう。

予算と好みで千差万別! 旧車購入のパターン

ひとくちに旧車を買う、といっても、購入する旧車の状態により、いくつかのパターンが考えられるので、それぞれの状況別に解説していく。

パターンA.レストア/カスタマイズ済みや、レストア不要の車両を購入する

旧車ショップなどによってフルレストアされ、仕上がり済みのクルマや、きちんとメンテナンスされたオリジナル車両のような、購入して必要な整備さえ行えばそのまま乗れる状態のクルマを購入するパターンがこれだ。
この場合、金銭的には新車や数年落ちの中古車を購入するときに似たケースになる。
車両本体価格に加えて諸経費が加わってくる。


金銭的に余裕があり、望み通りのクルマが見つかるならこの方法が一番無難と言えるだろう。

パターンB.購入時にレストアを実施して購入する

ある程度レストアが必要な個体を購入し、購入したショップでレストアを行ってもらうというもの。レストアが必要なだけに車両本体価格は低めだが、もともとの状態や行うレストアによってはかなりの費用がかかることもある。

この方法のメリットは、どの程度までレストアするかを予算などに合わせてある程度メニューを選択できる点だ。ただし、レストア開始時には予想できなかったトラブルが発生する可能性もあるので注意したい。


エンジンなどすべてを外してボディを再塗装、エンジンもフルオーバーホールなど、完璧にレストアすると費用もかなりかかる。

パターンC.ひとまず入手、乗りながら修復する前提で購入する

乗り出しに問題のない状態の個体を購入し、気になる部分を順次修復やカスタムしていくというもの。
最初にフルレストアしたいがその予算が足りない場合や、自分で修復することを楽しみたい場合などがある。
金銭的には、最初にかかるお金を抑えつつ、金銭に余裕があるときに修復していく、という流れになる。

乗りながら少しずつ直していく楽しみがある一方で、完成までに時間がかかる、素人では手の出せないトラブルに見舞われる、トータルの費用が嵩んでしまう、といったデメリットを考える必要もある。


少しずつきれいになっていく姿を見ていくのも、旧車の楽しみ方の1つだ。

パターンD.レストアベース車両を購入する

BやCのパターンに似ているが、レストアベースとは特にそのまま乗ることが難しいほど傷んでいるなど、レストアを前提とした個体のこと。個人売買などで入手する場合や、ショップの在庫車でも時折レストアベースとして販売されていることもある。

購入後、ショップでレストアを行ったり、自らレストアしたりするためのクルマというわけだ。
購入時に最低限走れるだけのレストアを行った場合はCパターン、フルレストアした場合はBパターンに近くなる。
金銭的には、車両を安く購入して後からお金をかけるということになる。
一気に直してしまわない場合は、不動車のまま保管する場所を考える必要もあるだろう。

最初の状態が悪いぶん、完璧を目指すと総費用がかなりの額になることもある。
十分な知識や技術がある場合や、どうしても状態のいい個体が見つからない車種がほしい、という場合には適している。


レストアベース車両の場合、まずはパーツ探しから始まることも多い。

旧車の費用、どのぐらいかかる? どう捻出する?

クルマの状態や予算によって細かい違いが出てくるが、旧車を手に入れるという場合、おおむねこの4パターンになると言えるだろう。

つまり、通常の中古車を購入する場合にかかる費用は
・車両本体価格
・メンテナンス、整備費用
・保管場所にかかる費用(駐車場の新規契約など)
・その他諸経費

であるのに対し、旧車の場合は
・レストア費用
が必要になり、その金額は車両本体を上回る場合も珍しくないのである。
また、近くのディーラーで購入できる新車とは違い、欲しいクルマが遠方のショップにある場合
・陸送費用
・船賃
といった費用もバカにできない額になることもあるのだ。

さて、いざ旧車を購入したい! と思っても手持ちのお金が足りない場合は、ローンに頼ることもあるだろう。

クルマに乗っている人であればマイカーローンが一番なじみ深いだろう。
マイカーローンは目的別ローンの一種で、住宅ローンなどのように特定の目的の資金に適用されるローンだ。
目的以外の資金に使えないという制約がある代わりに、カードローンなどに比べて金利が低いといったメリットがある。

しかし通常のマイカーローンの場合、車両の購入価格とその他の諸経費までしかカバーできないことが多い。
旧車購入の場合、すでに説明したとおり、それらの費用に加えてレストアの費用が必要となる場合がある。
場合によっては車両価格を大きく上回ることもありうるのだ。

旧車を購入し、レストア費用がかかることがわかっている場合には、レストア費用までカバーされるローンを選ぶ必要があるが、例えば、スルガ銀行のオーナーズローンはまさにそんな旧車購入に向いているローンと言えるだろう。
同ローンは、通常のマイカーローンでは難しい、レストアやカスタムなどの費用もカバーできる点が大きな特徴となっている。


例えば、パターンAで、フルレストア済みで価格が500万円の旧車があるとすれば、そのまま500万円でローンを組めばいいのはマイカーローンなどでも同じだ。

一方、BやDのパターンで車両本体価格が200万円、フルレストアを行うと300万円かかる、という旧車があるとしよう。マイカーローンでは200万円+諸費用までしかカバーできないが、オーナーズローンでは500万円のローンとすることができる。

また、CやDのパターンでローン金額を低めに抑えておきたい、という場合は、車両本体価格200万円に初期のレストア費用100万円を上乗せしてローンを組んで入手。残りの部分を自分で手をかけたり、金銭に余裕がある時に先延ばしする、といったこともできる。

このように、オーナーズローンをうまく活用することで、購入予算をフレキシブルに検討することができるのだ。


ボディ全体を板金、再塗装するようなレストアは確かに費用がかかる。それと同時に、何度もやれるものではないので、1度やるとなったら一気に全部手を入れたほうがいい。


他にもいろいろ スルガ銀行オーナーズローンのメリット

スルガ銀行のオーナーズローンは、レストア費用がカバーされるだけでなく他にもメリットが多い。
例えば申し込みの段階では、基本的に書類不要で申し込むことができる。
旧車購入の検討段階で資金の目途を立てる事ができるので「レストアにかかる費用分を借りる」だけでなく、「最初のレストアにどの程度費用をかけられるか」を前もって知ることができるというわけだ。

また、旧車をレストアしていると、往々にして当初の予定以上に費用が嵩んでしまうこともある。そんな場合でも、改めて追加費用分の審査が必要にはなるが、追加費用を新たにローンに組み込むことも可能だ。

さらに、すでに説明したとおり目的別ローンのためクレジットカードのカードローンなどに比べて金利が低く、返済回数も最大120回とゆとりを持って返済できる点も見逃せない。

その他、今回はレストアに主眼を置いて紹介しているが、いわゆるカスタムやチューニング費用も含めることができる。ソレックスキャブレターに等長エキゾーストマニホールド、デュアルマフラーといういわゆる「ソレタコデュアル」の定番チューニングや、好みのカスタマイズなどがあれば、それを含めた見積もりを出してもらうことで、オーナーズローンに組み込めるというわけだ。


当時の定番チューンだった「ソレタコデュアル」や「RSワタナベのホイール」など、純正とは異なる魅力を得られるチューニングやカスタマイズもカバー。


憧れのあのクルマに乗りたい、しかし資金が足りない、というときには利用を検討するといいだろう。


スルガ銀行のオーナーズローンの詳細については、こちらを参照してほしい
※本ローンはお客さまが直接スルガ銀行と契約するものです。
※本ローンは提携ローンではありません。

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