【オフ感全開のアゲプロボ!!】リフトアップ+パーツチョイスで武骨なスタイリングをメイクするオフ感マシマシのプロボックス

アゲ車高でオフ感全開のプロボックス

       
2WDながらアウトドアがお似合いの
スタイリングを楽しむ!!

【画像9枚】リフトアップやパーツチョイスでオフ感マシマシにしたフォルム、アウトドアテイストを高めるヒッチキャリアなど、アゲプロボックスの詳細はココからチェック!!

高校生のときからライトバンに興味を持ち始め、プロボックスが好き過ぎて、今ではリフトアップとローダウンの2台持ちになってしまったオーナー。
高級SUVやヨーロッパのスーパーカーに憧れる少年の気持ちは理解できるが、プロボックスは超正統派の商用車。
いわゆる会社のクルマというイメージが強い。
高校生なら、まず目に入ってこない代表のようなクルマだ。
なのに「免許をとったらプロボックスを買うゼ!」と、すでに決めていたというから大したモノ。

「プロボックスのカタチが単純に好きなんだと思います。真正面から見たときの可愛さが特に……。同じ商用車でも、メジャーなハイエースに乗りたいとは思わなかったですね。ハイエースは元からカッコいい部分もあって、イジるクルマとして人気があります。そうじゃなくて、プロボックスを選んだのは、何の変哲もない、白くて地味なただのライトバンだからです」と話す。

決してカッコいいと思われにくいプロボックスをベースに、自分がやりたいようにカスタムし、純正からの変わりようやルックス的なギャップを楽しむこと自体に、カッコよさを感じているとでも言おうか。
自分色に染めるには、申し分ないクルマであるということなのだろう。

ただの営業車が、2WDながらアウトドアが似合うワイルド&タフなオフロードマシンに変貌を遂げているのがまさにそう。
グリルのTOYOTAの文字やAピラーのシュノーケルにはまわりをアッ! と言わせるだけの十分な説得力がある。

今では、このプロボックスを相棒にして、SNSで仲間を呼びかけ、オフ会を主催する若きリーダー的存在に。
「いろいろな方と出会えるのがうれしいですね。いつかは地元でオフ会を開催したいです!」と語ってくれた。



>>FJクルーザーのデカ文字“TOYOTA”グリルをイメージしたフロントマスク。メーカー不明の社外グリルを加工し、それっぽい文字エンブレムを自身で貼り付けるというアイデアを披露!


>>運転席側のフロントフェンダーからAピラーにかけて、ハイラックス用のシュノーケルを流用して取り付けている。機能的にはダミーだが、実際にはボディの穴開け加工まで施した、超気合入りの見せ場となる。



>>「キャンプに出かけるワケでもないので、ルーフにもヒッチにも、実はほとんど荷物は載せませんけどね(笑)」とオーナーは苦笑い。このリフトアップ&アウトドアスタイルの完成度を高めるための魅せアイテムとして、キャリアをワリキリで装着しているのがとてもオモシロイ☆



>>車高を上げることで一気にオフ感を加速。「ネットで見つけたフィール(北海道)のリフトアップキットを装着しています」とはオーナー。2WD/FF専用設計のリフトアップコイルで、純正と入れ替えるだけでおよそ40mm車高がアップする。


>>オフロードスタイルにもよく似合っているコンケーブ&スポークデザインのホイールは、懐かしのエンケイ製ビッグエンドバレル。これに合わせるオフ系タイヤは、見た目重視で選んだマッドスターのラジアルマッドテレーンをチョイスする。


>>ボンネットを開けるとタナベのタワーバーやブリッツ製のエアクリーナーによってライトチューンされたエンジンが鎮座。オリジナルマフラーとの相性もよく、スポーティなサウンドを奏でていた。


>>プロボに心の底から惚れ込むオーナーは、ここで紹介しているリフトアップのプロボックスのほかに、シャコタン仕様のプロボックスも所有している。シャコタン仕様にはレイズのTE37V限定ホイールを入れるべく、新品をすでに入手済みなのだとか。

【画像9枚】リフトアップやパーツチョイスでオフ感マシマシにしたフォルム、アウトドアテイストを高めるヒッチキャリアなど、アゲプロボックスの詳細はココからチェック!!


『カスタムCAR』2021年1月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:プロボックス/2009年型

PHOTO & TEXT/岡田幸一

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