【ん!? 直4の86!?】S15シルビアからSR20DETを載せ替え!! それだけでは飽き足らず、、、

SR20DETを86へ! 現代のシルビアへと変貌と遂げる

       
現代のシルビア? 直4の86?
SR20DET搭載86に腰抜かせ!

【画像6枚】東名の鍛造ピストンを装着、メンバーを長穴加工、タービン位置を変更、サイクルフェンダー化などなど、SR20DETの載せ替えはもちろん、バカジカラアップの秘密はココからチェック!!

このマシン、みなさんのハートにグサグサ刺さったポイントはエンジンっスよね?
だって、デフォルトの水平対向FA20型をポイして後釜にSR20DETをズドンと積むなんて、こんなことフツーはだれもしねっつーの!!

「載せ換えをやった一番の理由は、だれもやってないからってことっスね〜(笑)。86のイジリ方ってだいたい出尽くしてて、差別化が難しい。そこで海外で人気の高いSR20DETを載せれば、だれともカブらないし海外ウケもいい。だったらやるしかないっしょ(笑)!」
とは、オーナー。

しかも、ベースのエンジンをS15シルビアからドッコイショと持って来るだけで済ませず、中身に東名の鍛造ピストン入れたり、タービンをギャレットGT2871Rにしたりと、バカヂカラのアップにも取り組み、今や477psも出るってんだから、ヤバヤバの限界トッパっぷりもはなはだしい。

技術的にはエンジン&ミッションのマウントをワンオフして、ペラシャはSR20用と86用を電撃合体。
コンピューターとインパネのメーターをハルテック製に入れ替えることで制御体制も万全にしたそーだ。

トドメのダメ押しに、ショーでの人目を意識したタービン位置の変更、サイクルフェンダー化もやっちゃえば、スッキリしたボディの見た目とのギャップに萌え萌えな、超絶バカっパヤハチロクの完成だ。

オーナーはコイツでストリートやサーキットを全開で駆け回るらしいゾっ!



>>326パワーの3Dスター(フロント/サイド/リア/万力ウイング)4点盛りを装着。シンプルの極みと呼べる純正白1色のボディだからこそ、このアクセントが効くぅ〜! そしてしみるぅ〜!!


>>エンジンコンピューターをハルテックのフルコンにチェンジしたのに合わせ、メーターもハルテックのマルチメーターへと変更。これにてエンジンスワップであるあるな、配線接続問題から解放されました!


>>ホイールはヤバKING(18×9.5J IN2/IN17)を採用。歯と一緒で、白いと清潔感があってモテ度バク上がり!



>>サスは326パワーから、チャクリキダンパー(14k/12k)を持ってきて、ナマ足美を見せびらかす。


>>エンジン換装にあたり、最初はトヨタの1JZで計画。しかし、直6エンジンとなると、エンジンルーム内の切った張ったが必要となることから、直4のSR20に方向転換したそうな。ヘッドの結晶塗装&ブロックのブラストがけで、見た目のコンディションも花まる! なお、東名の鍛造ピストンを装着、メンバーを長穴加工、タービン位置を変更、サイクルフェンダー化などなど、エンジンカスタムの手数は盛りだくさん!!


>>S15シルビアからSR20DETを換装、ドシャコ生足など、まさに「前人未到」!! 「ボルトオンターボじゃダメだったの?」のツッコミはサラリと受け流す(笑)。


『カスタムCAR』2020年3月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:86/2013年型

PHOTO/ノグチケイスケ TEXT/佐藤アキオ(rsf)

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