【リアビューはもはやUS商用車!?】トラッキン的味付けで勝負! ハイエースのアメリカン風カスタム!!

トラッキン的味付けも施す200系ハイエース

       
妖艶なUSオーラを醸し出す
ロングバンパーとビレットの妙!!

【画像7枚】アメリ感な個性満載のハイエースの詳細はココから☆

USテイストを全身に取り入れた個性派カスタムの200系。

オーナーは購入後、各部のカスタムを実践してきたが、新たなテーマとして“’80〜’90年代のトラッキンスタイル”を箱車で表現すべく、フルリメイクを敢行!

最大の見どころはフロントセクション。
このクルマのアイコンになっているビレットパーツは、グリル部に加え、ヘッドライト下にまで回り込むデザインが独特。
しかも、下部のビレットはボディ同色として“ビレット感を抑える”作りとしたのもオーナーのこだわりだ。

ワンオフしたバンパーとのコンビも絶妙。
しっかりと前面に出すデザインで、エプロンとの凹凸感を強調することでUSイメージを引き出したかったオーナーの狙いが見事にデザインに反映されている。

バンパー下部には、アメ車のマーカー、さらにダクト開口部にはハニカム構造のメッシュ素材をビルトイン。
しかも、ロワ/アッパーでハニカムメッシュの目の粗さを変える細かな処理も施している。

フェイス同様に、USテイストを強烈に感じさせてくれるのが、シボレーS10のステップバンパーを装着したリアビュー。
ナンバーポケットをスムージングし、ステンレスパネルを貼り付けたリアゲートも個性的だ。
トラッキンのテールゲートカバーをイメージしたというこの部分、ヘアライン処理や下部の両サイドを斜めに跳ね上げたデザインなど、細部まで徹底してこだわり抜いた。

ホイールにはUSテイストを表現するため、クロームメッキのレースラインをチョイス。
6本スポークのシンプルなデザインがクルマとマッチしている。

こうして、全身からタダモノではないUSオーラを放つ1台が仕上がった。



>>USトラックをイメージして仕上げた、メッキのステップバンパーを取り付けたリアビューが印象的。


>>ステンレスパネルをヘアライン処理してゲートに貼り付ける処理も独特なオーラを醸し出している。ナンバーポケットを隠すだけでなく、ステップバンパーとのコンビネーションでUSイメージを一層盛り上げるパーツとなった。


>>インテリアはワールドのダッシュボードパネルやビレットのアシストグリップなどを装着。さらにビレットステアリングなどを装備することで外装同様にUSテイストをコクピットにも持ち込んだ。


>>ホイールには18インチのレースラインをチョイス。クローム前提で探し、6本スポークのシンプルなデザインを見つけ出した。ホイールにもしっかりUSテイストを持ち込み、統一感を引き出している。


>>ビレットを使ったフェイスまわりの処理がこのマシンのハイライト! グリル部はもちろん、ヘッドライト下部とバンパー上部に設けたスペースにもビレットパーツをビルトインする構造となっている。この部分のビレットパーツはボディ同色として、あえてビレット臭を薄めるというアイデアも秀逸!!


>>センターを大きく陥没させ、立体感を強調させたワンオフバンパーには、トヨタタコマ純正マーカーやハニカムメッシュを使った細かい処理が加えられている。


>>ファントムグリルではない、バンパーとビレットグリルのマリアージュがインパクトのあるフロントフォルム。


『カスタムCAR』2019年8月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンDX/2013年型
SOURCE:ワールドコーポレーション

PHOTO/南井浩孝 TEXT/土田康弘

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