鬼丸 レトロとモダンの融合を図り美麗で重厚なスタイルを実現

カミオン編集部 2023/11/07

「白地＋赤文字」のアンドンは原口工芸製で統一。そのほか、ウロコステンレス素材の丸型ドアバイザーや、ドルフィン純正のホイールキャップ、プロテクターの前面と側面に配した'80年代生まれの型押しなど、ディテールにも見逃せないビューポイントが目白押し。

　　　　　　　

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ダンプ稼業のオーナーが駆る愛車は、アートフレンドの手腕を借り全身を華麗にアートアップした傑作車。「レトロとモダンの融合を図りました」という重厚かつ美麗なスタイルに注目だ。

330ヘッドライトや初期型ドルフィンのトレーラグリルで整形したレトロな顔面は、前面に2列でマーカーを並べた平型バイザーや、菱抜きデザイン仕様のミラーステー、しぼりパイプと丸パイプを組み合わせたハシゴといった大型パーツ群との相性がすばらしく、周囲に玄人好みなアートスタイルを披露している。

また、アートフレンドが設計したフロントバンパーは、シャープなフォルムの新幹線バンパーで、レトロな雰囲気を漂わせながらも他車と一線を画すオリジナリティを獲得している。

一方の荷台周りは、ウロコステンレスを用いたエレガントなプロテク前面＆プロテクトップが異彩を放つほか、荷台サイドには、テーパー仕様の菱デザインを並べたモダンなサイドバンパーを採用。3段風ながらも段間にウロコステンレスを採用したデザインが功を奏し、特筆すべき独創性を発揮。鏡面の3連テールボックスや小型リアバンパーなど、リア下周りにも、洗練された秀作パーツを多投している。アイデアとセンス、それに完成度に秀でた注目度急上昇中の1台だ。

【写真6点】レトロとモダンをハイレベルに融合。

カミオン2009年9月号トップアートをもとに再構成

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