第五桜丸 平車からウイングへと進化した大胆不敵なダブルキャブ

リア観音扉には、イワダテデザインが腕を振るった勇壮なペイントをフィーチャー。

       


趣味のモトクロスを楽しむために、この第五桜丸でオフロードバイクを運んでいる。そのため平ボディだったクルマをウイング風にリメイク。開閉する左右のボディは、雨天時にはテント代わりにもなるという便利アイテムに仕上げられている。さらにこの状態で公認を取得。飾りが増える度に公認を取り直し、8回も取得し直したそうだ。

一方アートにも、大型パーツを惜しげもなく投入。特に巨大ロケット、舟型バイザー、角おこしパイプのミラーステーが並ぶトップパートは圧巻。ボディ前面に設置された大型ステンレスボックスや煙突マフラーとともに、メタリック感満点の華やかな仕上がりだ。 また、ボトムパートにもワンオフグリルやラッセル戻しバンパーといった大型パーツを大胆に配置。重厚なトップパートと相まって、バランスのとれたキャブアートを実現している。

そして大改造したボディパートは、4隅の柱にカラーパネルを仕込んで電飾ボックス化。さらにトップにもマーカーを並べたステンレスボックスを設置し、ナイトシーンの強力ウエポンとなっている。さらにイワダテデザインが腕を振るったリア観音扉のペイントが視線を奪う。「まだ完成度は半分ぐらい」という横町さんの言葉に反して、クルマ全体を通してハイレベルな1台に仕上がっている。

【写真6点】趣味のモトクロスを運ぶために!

カミオン2013年3月号トップアートをもとに再構成

RECOMMENDED

RELATED