大起丸 バスロケット&和文ペイントで車格を越えたスケールを獲得

リア扉は珍しい上下開閉タイプ。鏡面ステンレスの縁取りとウロコステンレスのコンビネーションも抜群だ。

       


色味を抑えたアートスタイルで、後輪2軸のキャンターを硬派に飾り上げた大起丸。ウイング上部に奢った迫力のバスロケットや黒地に白の文字ペイントが新たに加えられ、グレードアップしての再登場である。 キャブトップは、前面の菱形デザインと2段ハチ巻きが特徴の鳥カゴ型シートキャリアや、メッキ仕様の平型バイザー&菱抜きデザインをあしらったミラーステーですきなく飾り上げ、周囲の視線をクギ付けにする。

キャブボトムは、6発のフォグランプやフラッグポールで個性的にアレンジしたキャデラックバンパーで重量感をアップ。一方のボディパートは、2段仕様のサイドバンパーに多角タイプのリアフェンダーを組み合わせた下回りや、ウイングいっぱいに大描きされた迫力の文字ペイントで、質実剛健たる仕上がり。ウイングトップには大型のバスロケットを搭載し、車格を越えたスケールを獲得している。また、サイドバンパーをはじめ各所に埋め込みでセットされたマーカーなど、細部までこだわった作り込みも大起丸の大きな魅力だろう。

【写真6点】質実剛健たる仕上がり。

カミオン2013年1月号トップアートをもとに再構成

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