豪咲姫 レトロなセンスを織り交ぜていぶし銀の美麗スタイル

カミオン編集部 2023/10/12

柳原看板のユニークな筆致が光る“七福神”のケツブタペイントは、リアビューの目玉中の目玉。11発の丸テールを配したリア下周りもオリジナリティ満点だ。

　　　　　　　

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奈良県で建築板金屋を営むオーナーが、資材運搬車・豪咲姫の飾りを大胆にセルフハンドメイド。以前は個性を重視したガンダム系だったそうだが「年を取るにつれてレトロの方が渋く感じるようになりました（笑）」とのこと。現在はご自慢の工作技術に磨きをかけて、レトロも似合う個性派パーツをコツコツと製作している。

注目のキャブ周りには、いぶし銀のハンドメイドパーツが目白押し。なかでも、キャブボトムを彩る舟型バンパーは、ガンダム系時代からの継続採用品で、前面にフォグランプ、両サイドにナマズマーカーを組み合わせるなど、全体をレトロ気分でリデザイン。前面に収めた「黒地＋白文字」の自作名文句アンドンも、特筆に値するビューポイントだ。また、キャブトップには、大小２種類の角パイプを用いたミラーステーと、鹿島オリヂナル製の2段平型バイザーをコンビネーション。1mほどの張り出しも功を奏して、他車と一線を画す迫力＆オリジナリティをアピールしている。

一方の荷台周りは、等間隔でマーカーを埋設した2段サイドバンパーや、11発の丸テールを収めたリア下周りなど、ボトムエリアのコーディネートが秀逸。なお「大規模なリニューアルを検討中です！」と、来年にはキャブバック加工や荷台の根太増しを皮切りに、丸型燃料タンクの装着やケツブタペイントの変更（絵→文字）など、スタイルを関東風へシフトしていく予定だという。

【写真6点】大胆なセルフハンドメイド。

カミオン2010年10月号トップアートをもとに再構成

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